いつからか思い出せないくらい小さいころから、夏と春の我が家のテレビでは高校野球が放送されていました。一日中総合と教育を切り替えながら…。
佐賀県出身の父は高校野球と相撲と囲碁・将棋が趣味でした。だから自分がお休みのときは、テレビを独占してそれらの番組を見ていましたね。子どもとしては不満だらけです。
でもそんな私が唯一一緒に楽しんでいたのが高校野球でした。中学生になってからは本を買って独学でスコアの書き方を勉強し、スコアを取りながら見るほど大好きでした。「セブンティーン」って雑誌に載ってる高校球児の顔写真を見ながら、「カッコいー」なんていいながら…。当時は山口県は宇部商業、全国的にはPLや横浜、徳島の池田、広島の広陵なんかのファンでしたね。スコア取りながら見てました。
そんな私は、高校の教員になり、高校野球の応援団の引率担当になりました。今まで7試合の甲子園を経験しました。大好きだった高校野球にかかわれる日がやってくるなんて、思いもしませんでした。初めて行った時は涙をこらえるのが大変でした（笑）
そして、佐賀県出身の父にも忘れられない一戦が…。佐賀北高校が2007年全国制覇をしたんですね。佐賀北高校関係者でもないのに父は優勝決定の瞬間「田舎ものなのにがんばったなあ～」と号泣していました。
そして、現在私の次女は高校野球の女子マネです。進学校なので甲子園に行くことはちょっと難しいかなあ…。でも、21世紀枠狙いで！なんていってますが（笑）
