読書感想文

お題スロットで「読書感想文」が出てきました。

 私は高校で司書教諭をやっています。夏休みも毎日学校の図書館で生徒たちを待っている毎日です。

 司書教諭をやっているぐらいですから、読書は大好きです。小学生のときは書棚の左上から順番に本を読んでいって、図書館にある本を全部読みました。

 ところで読書感想文なんですが、高校生になるまで書いたことがありませんでした。高校に入ってからは、読書ノートという読書の記録ノートが配られていてそこに感想を書いていました。読書感想文は猛烈に部活で忙しい夏休みに唯一の課題でした。原稿用紙に5枚がんばって書きました。実は私は3年間同じ作品で感想文を出したんです。3年の時には賞をいただいた記憶が…。

 うまく書こうとすると大変なのかもしれませんが、大好きな作品に出会えたらあまり書くことが苦にはなりませんね。5枚にまとめるのが大変なくらいです。とはいえ、読書自体が苦手な生徒は大変でしょうね。今まで読んだ感動した本で書いてみるといいかもしれません。読み直したくなるかもしれません。

 次女は目の病気で読書があまりできないので、感想文の宿題に頭を抱えていました。「何か気になっている本があったら、この機会に読んでみたら?」と言うと、小説すばる新人賞を16歳で受賞した青羽悠さんの「星に願いを、そして手を。」を読むことになりました。5枚埋めるのが大変だったようですが…。できたんでしょうたぶん。