好きな短歌

お題「好きな短歌」

 スロットで出てきたのが「好きな短歌」。こんなお題も出るんですね。

 好きな…って考えると思いつかないですが、思いつく短歌は多いので、今回は今8月なので、夏の歌で考えたいと思います。

 短歌って私の中では「切ない」感じなんです。石川啄木与謝野晶子若山牧水…。現代短歌もいいですね。俵万智さんとか穂村弘さんとか、読むと心を射抜かれるような感じ…。百人一首も好きです。覚えるのは大変ですが、一度覚えてしまうと忘れないですね。若いうちに覚えてよかったです。

 夏って百人一首が少ないですが、私の得意札(笑)「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」(持統天皇)は夏の歌ですね。わかりやすくて好きです。夏が来る!夏が来た!って感じですね。

 短歌だと夏の短歌ではこれが好きです。「たらちねの母がつりたる青蚊帳を すがしといねつたるみたれども 」(長塚節)。蚊帳なんて使うことないけど情景が思い浮かんで、懐かしい優しい気持ちになります。

 中学のとき短歌を作る課題が出ました。「情景を詠め」って先生は言うんですが、できない…。もう全然できない。「詩」も「俳句」も「私小説」の宿題もどうにか頑張れたのに、短歌だけはお手上げでした。めちゃくちゃ変なの提出しました。みんなの前で先生が作品を読み上げるんですが、恥ずかしかったなあホントに。絶対短歌には手を出すまい。とその時決心しました(笑)。

 久しぶりに短歌に触れることができてよい時間を過ごせました。はてなに感謝です。