「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を見てきました♪

今週のお題「読書の秋」

 先週末に公開されたばかりの映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を見てきました。原作が好きな作品なので、期待しすぎていたのかなあ。

 役者さんはみなさんとても素晴らしかったです。実は見てすぐは、林遣都さんのお世辞にも上手じゃない歌にちょっと???だったんですが、よくよく考えてみると上手じゃないところが肝だったんだなと気付くと、あの林さんの朴訥とした役作りに妙に感心してしまって…。山田君もやんちゃなシーンも考え込んだり涙するシーンも素敵でした。なによりアップに耐えるあの美形(笑)

 そんな中、あざといとか言われてますが鈴木梨央ちゃんの泣きの演技は凄かったです。鈴木梨央ちゃんからの門脇麦さんの成長が「おー」って感じでしたし、林さんの子役の子も「おー」って感じでした。ナミヤの店主は西田さんしかいないってわたしも思っていたし、萩原さんや尾野さん、手塚さん…みんないい味出してました。門脇さんはバレエをやってたんですね。歌は女優さんが歌ってるって感じの雰囲気のある歌い方で人気が出そうです。キャスティングは私的には言うことなかったです。んー嬉しいキャスティングでした。達郎さんの曲もとてもよかったし。

 ただ、衣装とか、林さんのヅラとか大道具美術がなんだかチープというかその時代を生きてきた私としては、もうちょっとなあ~って思いました。思い始めたら止まらなくて、気になって落ち着かなかった(笑)バックトゥ・ザ・フューチャーみたいな、とってつけたようなセット感は狙ってたのかなあ?昭和の町豊後高田市で撮影されたんですね。ロケ地めぐりもできるみたいで、見覚えある場所もありました。いいところでロケされてるのに、看板とかネオンとか当時とはちょっとずれている気がします。いかにも作り物な感じが気になって…。時代考証とか、小道具って本当に大切だなと思いました。

 公開2日目のお昼に行ったのですが、ほとんどお客さんが入っていませんでした。是非たくさんの方に原作を読んで見に行っていただきたいなあと思いました。時間軸が激しく変わるので、原作を読んでいったほうがいいかなあと個人的には思います。

 原作読み直してみようと思います。また、新たな発見があるかもです。