不読率

今週のお題「読書の秋」。読書の秋と盛り上がっているのは、読書好きのみなさんで、高校生は不読率が上昇しております。2016年は高校生の実に57.1%が、つまり半分以上は月に1冊も本を読まないわけです(第62回学校読書調査より)。

 もちろん、勉強や部活動に忙しいのかもしれません。私も高校時代は部活が忙しくて読書量は減りました。でも、57.1%は酷くないですか?スマホやネットの性にしても始まらないです。というか先日、スマホやネットで文章読んでるから全く文章を読んでないわけではないみたいなことを書いている人もいて、びっくりです。

 私は、読書は紙でしょ!っていう人ではありませんから、ネットやデジタルで本を読んでも別に構いませんが、何を読んでいるかが問題なんじゃないでしょうか?

 ってアツくなってる場合でなく、目の前にいる高校生に読書させないと…。最近は無理やり読書させてますね申し訳ありません。授業や宿題で本読まないとできない状況を作り出すんですね。「ネットでググレば楽なのに…。」という生徒に「誰に言ってんの?私は情報の教員だよ!」というわけで、ネットなしでは何も分からない人たちは、その情報の真偽も分からないまま、簡単に信じてしまいます。おっとその前に、ネットに書いてある内容さえ理解できなくなってきている。あーどうなっていくんだ日本は。