思い出に残る休日の過ごし方

今週のお題「休日の過ごし方」。今回は思い出深い休日の過ごしかたを書いてみたいと思います。

 今までで一番のんびりした休日は、大学3年の夏休みです。実は私大学5年行ったんです。必修の英語と第2外国語の中国語を両方同時に落としてしまって留年(笑)。兎に角語学が苦手でしたし、その勉強から完全に逃げてました。その話はまたいずれ…。

 バブル全盛期の大学3年の夏休み、同級生は就職活動で遊んでくれなくなったので、お産を控えたいとこに誘われてお手伝いに行きました。いとこの住まいは長崎は五島列島!福岡からフェリーで8時間くらい?寝てたのでよく分からなかったけれど…。当時いとこは3人目の出産で、私はちびっ子2人の子守をしながら、五島の青い海で泳いで食って寝て本を読んでという1ヶ月を過ごしました。お金はほぼ使いませんでした。3食昼寝つきの生活です。五島で美しい海に沈む真っ赤な夕日を見ながら、これから自分がどう生きるのか考えて、答えも出せず、スマホのない時代、家族や友人との連絡も取らず過ごしました。こんな贅沢な時間の使い方もうできないでしょうね。

 いとこはもちろん私の家族も口には出さないけれど、ダブっちゃった私のことを案じていたのだと思います。何にもいわず、ただ淡々と見守ってくれていました。今から思うととてもありがたいことです。100%自己責任でダブったので、責められても何も言えない立場でしたから。

 あの1ヶ月がなかったらどうなっていたかなあ?時々考えます。バイトに明け暮れて何となく大学も辞めちゃってたかもしれませんね。そしたら今の仕事に就けない。あの休日の過ごし方が私の人生を変えたのかもしれません。