バレンタインデーっていつから?①

今週のお題「バレンタインデー」。やはり来ましたねこの話題。

 私がバレンタインデーが好きな男子にチョコを渡す日であることを知ったのは、小学2年の頃でした。1970年代…。1つ上のちょっと情報通の男の子が、「2月14日には女子が男子にチョコをあげて、3月14日は飴かガムをお返しするンだよ。」って教えてくれました。

 田舎に住んでいた私は、小・中と代わり映えのない男子の面子の中に好きな男子もいないし、今みたいに誰かれなくチョコをあげてしまうととんでもないことになってしまうと思っていたので、あげたことはありません。でも、チョコを作ったことはありますし、友達に頼まれて、渡したり呼び出したりしたことは数え切れないほどあります。中学時代は手作りが苦手な友人たちの変わりに影武者となって7つくらい手作りチョコを作っていました。まあ愛のキューピットって呼んでください(苦笑)。

 とにかく愛だの恋だのに全く興味がなくて、人が誰が好きだとかにも全く興味がないので、こっそり教えてもらっていても100%忘れてしまう(笑)。そんな性格が、バレンタインデーに当たっては重宝がられるんですね。男女問わず仲良くしているので、「○○君に、好きな人いるのか聞いてきて」とか手紙渡してだのチョコ渡してだのとにかく頼まれました。もちろん一生懸命断るんですが、愛の力っていうか、それを上回る一生懸命さで頼まれると結局しょうがないなあって…。興味がないからすぐ忘れちゃって、人にも言えないので、噂にならない。

 あの頃は、私には愛情ってものがないんじゃないか?もしかして私は男ではなく女を好きになるのか?と不安に駆られたりもしました。一方で、不細工だしとりえもない私を好きになる人もいないだろう…という自己否定観もあったと思います。

 そんな私の初バレンタインは…。また今度。