人を愛するってことは…

 日曜日のNHKBSプレミアムのプレミアムドラマが意外と好きです。テーマも面白いし、役者さんもいい♪。先週からはLGBTを扱った漫画が原作の「弟の夫」が始まりました。特に気になったのは、小学生の子ども達の会話です。ごく自然に男の人が男の人を愛する事を受け入れている感じが、今ってそんな感じなのかなあって思いました。

 私自身は、たまたま女で、男の人に恋愛感情を持ちます。いわゆるヘテロです。私は高校生になるまで、自分の中に恋愛感情を認識できませんでした。だから、自分はもしかしたら女の人を好きになることがあるのかもしれないなんて思っていましたが、初恋の人は男の人だったし、それからも男の人にしか恋愛感情は持ったことはありません。でも、ずっとそれはたまたまで、すごく不思議なことだと思っていました。女が女を、男が男を、また愛する感情を持たない人だっているでしょう。それは普通にあることだと思っていました。なんだかとても物分りがいい人みたいですか(笑)。そんな私もどこか差別的な目?避ける気持ち?はあります。

 大学生のとき、友人に女の子になりたい男の子がいました。しゃべり言葉がオネエなだけで、話も合うし、友人だと思っていました。でも、彼はそれまでなかなか友達ができなかったみたいで、私にべったりするようになりました。依存…そんな感じですね。今思えば彼のそんな気持ちがわかる気がするのですが、その頃の私は若すぎて、連絡をだんだん取らなくなり、とうとう会わなくなりました。それまで、友達に裏切られたことや友達だと思っていた人が離れていって傷ついたこととかよく聞かされていて、慰めていたのに、おんなじことをしてしまいました。自分のしたことを悔いて再度連絡したときには、彼とは連絡が取れなくなっていました。苦い思い出です。理解のある振りをして、傷つけてしまったことをとても後悔しています。

 「弟の夫」の次回も楽しみです。原作のマンガも読んで見たいなあ。

 そういえば、今読んでいるマンガも愛がテーマです。「パーフェクトワールド」という車椅子の青年と彼女との話です。下半身不随の彼との愛を貫けるのか?っていう感じですね。秋には映画化されるそうですが、設定もちょっと変えられてて、キャストもちょっと私的には不満です(笑)。この話はまたにしましょう。