祝!2700アクセス記念! 最近知った言葉

お題「最近知った言葉」

 祝!2700アクセス!!1日で40アクセス超えていました。びっくりしたなあ。何があったんだろう。

 「最近知った言葉」ってスロットで出ました。最近ではないですけど。授業で今度やろうと思っているので、働き方改革関連の言葉を幾つか整理します。

 まず、「働き方改革」。日本の昔ながらのモーレツ社員からの脱却を目指し、労働生産性先進7カ国中最下位からの脱却を目指しています。2013年国連から日本の長時間労働やそれによる過労死・鬱など精神疾患などが問題視され、少子高齢化労働人口はこれからどんどん減っていくしで、日本経済はこれからどうなっていくのか?誰もが不安を抱えていたところに、一億総活躍社会を目標に掲げた安倍政権がその目標を果たすべく登場した働き方改革ですが、「長時間労働の見直し」だけではもちろんありません。

 なんて感じで授業では説明を始めて、今回は4つのカタカタ言葉を調べさせながら自分達がこれから働いていく環境について考えさせようという目論見です。「フリーアドレス」「テレワーク(モバイルワーク)」「ダイバーシティ」「ワークライフバランス」それぞれ内容とメリットとデメリットを調べてまとめさせます。知識構成型ジグソーという手法を使って実施しています。調べあい話しあい教えあう感じですね。

 「フリーアドレス」は出勤のたびに座る場所が違うということで、生徒たちはとてもびっくりします。毎日教室の座席が早い者勝ちになったらみんな早く来るかなあ、場所とりで揉め事起こるかなあ?

 「テレワーク」は出勤しなくていいと言う事で、出不精にはぴったりです?都会に出なくても働ける、能力が発揮できる場ができるということは、生徒たちにはとても魅力的に思えるようです。「能力あればだけどね~。」と意地悪く言う私です。

 「ダイバーシティ」は幅広く様々な人材にチャンスがあるという意味では、生徒の皆さんにはチャンスがあるぞ!って事ですが、「能力があればだけどね~。逆にいろんな人に職場取られちゃうかもね。」と更に意地悪く言う私です。

 「ワークライフバランス」では、子育てや介護、家族の形によって働き方も変わってくること。そしてそれにあわせて働き方を変える事のできる社会を目指そうとしていること。生徒たちにわかって欲しいなあ。

 もう30年近く前、韓国の留学生の奥さんは教員だったけど、結婚・出産・育児のため3年の休職で御主人の留学に付いて来ていました。インドネシアやマレーシアの留学生も普通の職場から休職で国費留学している子がいると聞き、驚きました。聞けば欧米諸国ではそんなことは当たり前って聞いて、あー日本は終わったなあと思ったものです。どおりで留学生の講義を受ける目の色が違うと思いました。国のお金使って、しかも職場にお休みもらって来てるんだもんなあ。

 ドイツでは、残業したぶん休暇になる制度があって、サービス残業もサボりもないって言ってたなあ。働く人の意識の問題もあるけど、残業は仕事が終わらなくて仕方なくしてる体のものだから、その分仕事明けにお休み取れるっていうのも悪くないなあって思ったものです。

 海外ではこういった改革が早いところで70年代には始まっていたらしい。いや~日本ってば50年近く遅れてるって事??