暑い夏にサッポロ雪祭りの話はいかがでしょうか?

 私は、札幌生まれです。両親は佐賀県出身なのに、山口県に住んでいるのに。父が自衛官で、初任地が北海道だったからなんですね。私の小さい頃の写真は雪にまみれたものが多いのですが、3歳の時には山口県に越してしまったお陰で、生まれは札幌でも自分自身はあまり覚えていません。そんな私の夢は長い間、家族みんなでサッポロ雪祭りを見に行くことでした。

 夢がかなったのは、今から10年前でした。最初は私たち夫婦と子ども2人の4人で行こうと思っていたのですが、北海道なら私の母や妹も誘おうということになり、じゃあ義父母もとなり、何だか叔父さん夫婦や家族も行くことになり、総勢13人で行くことに。南国?山口県に住む我々にとって、サッポロ雪祭りに行くというのは、あこがれ以外の何物でもないんですね。何だか異様な盛り上がりを見せていく訳です。

 切符の手配や旅程案は先生だから慣れているだろう(なんで??)と私の担当になりました。これはちょっとした僻地の中学校の修学旅行みたいな感じです。旅のしおりも作って、集金して…。でもかなりリッチな旅行ですから、総額100万をゆうに越える現金を手に契約に行ったときは、ちょっと緊張しましたが、無事当日を向かえ、とても楽しい旅行でした。雪像を見ては声をあげ、雪の滑り台で大はしゃぎ、ペンギンについていって…。今でも、法事のときなんか、また大勢で旅行に行きたいねえと言われます。

 朝一番で山口から東京経由で千歳空港へ。2泊3日で、雪祭り旭山動物園はみんなで、半日は小樽に行くグループと札幌市内観光をするグループに分かれ、宿泊は温泉でという要望をかなえる旅程を組んで、美味しいものをたくさん食べてと、下調べは大変でしたが、天候にも恵まれて、予定通りすすんだ旅行でした。例えばちょっとしたトラブルも、参加者が娘2人を除けばみんな大人っていうかおじさんおばさんですから、臨機応変。そして美味しいものや楽しいものにお金を使う事を厭いません。夕食はホテル食は1日だけ、あとの1日は、旅行会社の方に予約しておいていただいたおしゃれでおいしい居酒屋で、好きなものをバンバン頼みました。まさに金に糸目はつけず…あれは楽しかったなあ。

 その後今度は、当時独身で来ていた従兄弟に可愛い子どもが生まれ、海外にも行きたいという事で、グアムを計画したのですが、予定が合わずあえなく断念。でもまたいつか大勢でわいわい行ってみたいです。今度は15人くらいのなるのかなあ?

 

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