手帳ってとっておくもの?

今週のお題「わたしの手帳術」。

 いつからか、疑問に思っていました。1年間使った手帳をみんなは捨てているのか保存しているのかを。

 実は私は教務手帳は捨てずにとってます。30冊全部です。見直すことなんてありませんが、きれいに並べて。最初の頃の手帳には、PC化されていなかった時代ですから、成績なんかもばっちり書いてあるので、なくしたら大変ですね。こわいこわい。個人的な手帳も取っておく派です。

 そんな中、一番大事にしたかった手帳を私はなくしているんです。2人の娘の母子手帳です。長女に関しては、未熟児で障害を持って生まれたおかげで、母子手帳にはびっちりと成長の記録が残されていたのに…。次女が4歳の時、長女の通院後、英語塾の前にほんの3分車を止めていた間に、保険証や病院カードやなんかと母子手帳を入れた通院用の小さなバックが、バックごと盗まれてしまったのです。お金なんて小銭が入っていたのかいないのか…という感じだったので、泥棒さんもさぞがっかりして、バックは海にでも捨てられたのでしょう。悲しくて情けなくて。今これ書いていても泣けそうです。

 保険証も病院カードも再発行していただきました。母子手帳も再発行していただいて、予防接種の記録は、医大と小児科で確認して記録していただきました。本当にありがたかったです。でも、娘たちの成長の記録や私の育児記録は戻ってきません。

 私が手帳を処分できないのは、やはりそこにいろいろな思い出が詰まっているからですね。見た映画やミュージカルの半券も貼ってあったり、事故にあったり入院した日の記録や領収とか…。いろんなものも挟まっています。

 今でも手帳にはいろいろなことを書いたり、はさんだりしています。アプリのスケージュール管理と手帳の併用はまだまだ続きそうです。