倚りかからず

 「自分の感受性くらい」という詩で有名な茨木のり子さん。私の大好きな女性の一人です。その茨木さんの詩に「倚りかからず」というのがあります。

 「自分の…」もそうですが、この詩も「自立」を強く潔くつづった詩で、この詩を読むたび、私はまだまだだなあと、胸が痛くなります。

 椅子の背もたれ以外には、どんな思想にも宗教にも学問にも権威にも倚りかからず、自分の二本の足で、しっかりと立てるように、自分をしっかり見つめていきたいものです。私も50過ぎましたから、そうでなきゃね。

 

倚りかからず (ちくま文庫)#わたしの自立

 

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