秋吉台の草紅葉知ってますか?

 

今週のお題「紅葉」

 紅葉と言えばこれを書かないと。地元秋吉台の草紅葉です。「草紅葉」ってあまりポピュラーじゃないんですかね。秋吉台は新緑の頃が一番きれいだと個人的には思っています。生き生きと生命の息吹を感じます。一方秋の草紅葉は、一言でいうと渋い!

 子どもの頃、夏休みが終わり、10月とかに秋吉台オリエンテーリングなんかすると、すーっと伸びた枯草が、さわさわと静かに音を立てて水が流れるようになります。子ども心にあれはちょっと怖い。このまま迷子になったら帰れないんじゃないかって思う恐怖とか寂しさとか感じます。

 大人になって、ドライブなんかで行くようになると、渋い!さわさわという音も、寂しげで静かで…。でも、何か死にたくなる感じ。どんなアップテンポのハイテンションな曲を流しても、バックが草紅葉だったらしんみりしそうです(嘘です)。

 11月くらいになると、一面黄色くなって、本当に寒々しい感じ、雪を待つ台地って感じになります。夕日がとても映えます。そして、真っ暗闇の中満天の星が秋吉台を包みます。11月から12月の秋吉台の星空が一番好きです。寒いですけどね。ただ、最近は星の好きな方々の間でも有名なスポットらしく、星を見る人で賑わうこともあるようです。是非、草紅葉から夕日からの星空をおいしいコーヒーかなんかとともに楽しんでいただきたいものです。

まっぷる 山口・萩・下関 門司港・津和野'18 (マップルマガジン 中国 6)