今日はとてもショッキングなニュースがありました。水泳の池江さんが白血病なんだと告白されたそうです。18歳…私がいつも接している生徒とおんなじ歳。オリンピックでの金メダルが確実視されている中での告白に涙でそうでした。本人もご家族もまだ今は混乱されていることでしょう。
白血病と言えば、私たち世代だと「不治の病」の代名詞で、ドラマの薄幸のヒロインが必ずこの病気にかかったものです。私の小・中の後輩も17歳で罹患し亡くなったこともあり、私にとってはとても恐ろしい病というイメージでした。ですが、俳優の渡辺謙さんが復活されたり、サッカー選手も最近復帰されていますね。医学の進歩は目覚ましく治療できる病気になっています。
長女が入院ばかりしていたある年の冬、インフルエンザや肺炎の子が多数入院していてベットが足りず、検査入院していた長女は、白血病など感染症に弱い子どもたちの病室に入っていたことがあります。毛糸の帽子をかぶって、元気に笑っている姿と、優しく微笑む付き添いのお母さんたちの様子からは容態はさっぱりわからないのですが、明るく私たちに接してくださいました。暗さも荒んだ感じも全くなくて、私の中の「白血病」や「小児がん」の間違ったイメージはすっかりさっぱりなくなったものです。治療は大変で長期にわたるようですが、元気に退院された方がほとんどでした。今はもっともっと医学は進んでいるので、早い復帰も叶うのではないかなあと信じて待ちたいなあと思う私です。
俳優の渡辺謙さんといえば、済州島の民俗村で「冬虫夏草」という屋根に生えるキノコの話を聞いたとき、渡辺さんはがんをこの冬虫夏草で治して、今でも愛飲しているって聞きました。私も家族ががんになったら飲ませようって思ったなあ。今でも飲んでいらっしゃるんでしょうかね？
