子どもの頃に考えていた未来

 今日のお話は、私にとっては黒歴史の頃のお話です。

 小学校の頃、私は小さいとはいえ小学校の図書館の本を左端から1冊ずつ順番に全部読んでしまったとても変な子でした。本を読むうち、自分の存在はとても小さくつまらないものだと思うようになりました。また、級友はもちろん両親や周りの大人もとてもつまらない人間だと思うようになっていました。毎日楽しいこともないし、おかしくもないのに笑って、他の人の機嫌を取る毎日に何の意味があるんだろう?なんて小5の頃に思っていました。かといって、馬鹿にしているというのではなく、宇宙の中で人間ってすごく小さいんだってことです。いろんなことに虚しさとか寂しさを感じていました。笑えない私がいました。

 そんな私の描いていた未来は、「自分で終わりを決める」ことだったんです。後悔したり、思いを残したりして死ぬのではなく、人に勝手に終わらされるのではなく、自分がここだと決めたときに死にたいなあって思っていました。そして、いろいろな自分のしたいこととか、周りに迷惑をかけないようにとか自分なりに考えて、24歳でと結論付けてました。もちろん結婚する前に。結婚すると相手や子どもが生まれたりして哀しむ人が増えるからとか考えたような気がします。それが14歳の頃です。あと10年って考えたんですね。

 その頃の私の描いていた未来予想図は、はっきりとは思い出せません。でも、あと10年くらい生きれば、悔いがないんじゃないかって思ったんでしょうか。

 もう30年も余計に生きてます。十分楽しいし、生きててよかった。未来って案外いいもんです。

POLA×はてなブログ特別お題キャンペーン #私の未来予想図

バナー
Sponsored by POLA