地震が起きたら…

 新潟・山形で地震が起きて、親族や友人が住んでいる地域は大丈夫なのかと、SNSを通じて情報を集める。無事だとわかってしばらくすると考える。例えば、夜の10時22分に地震がここで起こったら…。

 ちょうど定時で帰りますのドラマの最終回を見ていて、ようやくオープニングが流れ、「今更~」なんて、珍しく一緒に見ていた次女と話していたら、地震のニュースに変わった。我が家は、空港が近い。つまり海が近い。地震が起きれば、津波から逃げなければいけない地域に住んでいる。次女いわく、「お姉ちゃんを起こして、隣のばーちゃんとじーちゃんを無理やりでも避難させる。絶対あの人たち動かんから。とくにばーちゃんは大丈夫大丈夫っていって、避難せんと思う。」らしい。私と主人は自力で避難ということらしい。夜10時だと家族全員そろっている可能性が大きい。次女の言うとおり津波警報が出たら、とにかく高いところに避難しなきゃいけない。

 我が家には障害のある長女と隣に主人の77歳になる両親がいる。次女は高3になったので、自分の身だけでなく、長女や祖父母のことも気遣うことができる。夜なら、私たち夫婦も家族そろって避難することができるだろう。避難が済めば、私はきっと勤務校や生徒たちのことを考える。海に近い勤務校は、津波が来ればひとたまりもないだろう。校長に私たち教員がどう振舞えばよいか指示を仰ぐことも必要だろう。連絡先チェックしておこう。いつでもスマホはフル充電にしておかなないとな。朝になれば、私は出勤するんだろうな。

 そうやって対策を考える。それも必要な防災だな。