10月最後の日に

 先月は「9月最後の日に」を掲載できませんでした。その分今月分は頑張って書きますね。

 まずは喜んだこと。19日、アビリンピックに参加しました。アビリンピックって知っていますか?障害者の技能五輪です。いくつか種目があるのですが、私と生徒はデータ入力の部門に参加しました。で、見事入賞しました♪ 夏休みからずっと練習してきて、だんだん上手にできるようにはなっていましたが、本番でどれだけ緊張したり、他の参加者が上手だったりするのか、初めて参加する私たちには全く分からないのですから、入賞できたことに大喜びでした。

 怒ったことは、大学入試の外部団体の英語検定の採用についてです。つい最近職場で、その反対署名が周ってきました。でも、私は外部の英検の結果を採用することで、客観的にそして一発勝負にならない継続的な努力が認められる気がして(って、英語の超苦手な素人考えです)、いいじゃんって思っていたので、署名せず、家に帰って受験生である次女とその話をしました。

 実は、次女は夏に英検の2級に合格したことで、大学の推薦入試で英語の試験が免除になっているのです。そんな次女ですが、今回の英語検定の採用のすったもんだについて、学校の先生たちがすごく文句を言っていること、自分たち3年生についてはほっておかれている現状などいろいろと問題点を教えてくれました。何より、現場の英語の先生や受験生が不安になっていることはとても問題なんじゃないかと次女が怒っておりました。勉強不足の私は、もう少し状況を見ていきたいと思っています。

 哀しかったこと。たくさんの台風でたくさんの方がなくなったことです。私は、もうずいぶん前ですが長崎の水害で親せきを亡くしました。テレビに亡くなった方の文字とともに映し出された見覚えのある名前。産まれたばかりの赤ん坊がそのときお母さんとともに亡くなりました。昨日まで元気だったのに、予想もできないほどの雨が土砂崩れを引き起こし、2人の命を奪いました。その時、同じ市内にいたのに、私たちは生き残りました。幸い被害もなかったのですが、街は瓦礫や飛んできた木々でいっぱいでした。あの時のことを思い出しながら、今回のニュース映像などを見ていると。胸が痛くなります。

 楽しかったこと。9月10月と長女のダンスサークルの発表がたくさんありました。長女は舞台だと張り切ります。私に似て緊張しないみたいです。9月には障害者のお祭りや市のビエンナーレのオープニングイベント、10月にも地域のイベントや、市のイメージビデオへの参加など、踊る長女をみる私も嬉しくなっちゃいます。11月もがんばりますよ♪