年越しの肉の話

今週のお題「いい肉」

 肉の話を書いていて思い出しました。結婚すると、いろいろと新たな文化に驚くことがあるわけですが、主人の実家の恒例行事の年越しのすき焼きがそれです。当たり前のように年末に高級な肉を買って、紅白を見ながらすき焼きを食べ、少し具を残してそこに日本そばを入れて、年越しそばにするんです。初めての時は驚きました。うちの実家の年越しもまあ変わっているんですが、予想外の年越しそばでしたから…。でもおいしいんですこれが、もう病みつきです。でも、年末しか食べません。

 ついでにうちの実家ですが、就職するまではほぼ佐賀の祖父母の家で年を越すことが多かったので、両親の実家の年越しになるわけですが、肉なんて全く出ませんね。年越しそばは、九州はそばをあんまり食べないみたいで、そばとうどんがハーフで混ぜられてました。それを何の疑問も持たずに食べていました。おばあちゃん同士がいとこで、同じような食文化で育っていたので、どっちの祖父母宅で食べても、年越しはうどんとそばのハーフ&ハーフでした。だしはもちろんあごだしです。父たちには稀にかしわのトッピングがあったりしましたが、私たち子どもはナルトとネギ、とろろ昆布くらいです。でも、あごだしが驚異的にうまいんですよ。

 と、肉の話なんだか年越しの話なんだかよくわからなくなりましたね(笑)。