クリスマスの思い出【私の幼少期】

今週のお題「クリスマス」

 私は4人兄弟の長女で、我が家は決して裕福ではありませんでしたが、誕生日とクリスマスにはプレゼントがもらえる制度が我が家にはありました。私の誕生日は1月なので、12月・1月と続くスペシャルイベントに、1年かけて何を買ってもらうかを考えていました。でも、結局本を1冊ずつ街の大きな書店で買ってもらうのがクリスマスプレゼントで、名作全集を1冊か2冊ずつずっと買ってもらっていました。小5の時は、玉川の百科事典がクリスマスプレゼントでした。うれしくてうれしくて、毎日読みふけってました。

 幼少期のクリスマスといえば、いとこ(と言っても12歳くらい年上です)がクリスマスのチョコレートを毎年贈ってくれました。食べるのがもったいないサンタさんやそりがかたどられたチョコレートでした。長崎に住むいとこはクリスチャンで、教会からいつも送ってくれていたのです。

 我が家は、父が「うちは仏教徒だから」という一言で、サンタクロース制度はなかったのですが、プレゼント制度はちゃっかりあるという謎の家庭でした。ケーキにうるさい父はいつも飛び切り美味しいホールケーキとブーツのお菓子を買ってきてくれました。今から思うととてもまめな人です。