バレンタインデーの思い出

 自分自身のバレンタインの思い出は、何度か書いているので今回は仕事柄のバレンタインの思い出を書いてみようかな。

 今まで女子が圧倒的に多い学校で仕事をしていたので、「学校には勉強に関係ないものを持って来てはいけない」という建前のもと、最近では菓子配りの様相を呈して、教員である私たちにも(しかも私女だし)手作りチョコが支給されます。

 でも、私は人の手作りは食べられないんですね。唯一食べられたのは中学の時の同級生のかっさんの作ってくれたキャラメルのみです。でも、胃薬片手に口にしますよ。捨てられないですもんね。お腹痛くなっても、吐きそうになっても。

 以前生徒からもらった手作りチョコがものすごくおいしくて、「本当に手作り?パティシエみたいじゃん。」と素直に感想を言ったんですが、どうやらプロに手作り風にとお願いして作ってもらったらしく、彼女の複雑な表情に気付かなかった私。後から同僚に「あれは、プロの仕業だな。」と言われ、事の顛末に気付いたのでした。

 あの菓子配りは本当に罪です。もう菓子作りにもラッピングにも才能のない生徒から、とてもおいしそうではない手作りバレンタインを頂いたときは本当に困ります。「いやいや先生は貰えないよ。」と丁重にお断りしても、押し付けられるわけです。

 とはいえ、新型インフルの年には申し訳ないけど手作りのチョコはすべて廃棄しました。手洗いしているかわかりませんからね。今年はそれこそ給食以外の物を食べるときは許可のいる学校ですから、チョコなんて配る風習はないですね。安心安心。

 家族にはこんな私の事を話していなかったんですが、次女が私と一緒で手作りが食べられなくて、友チョコはすべて市販のものにしてくれるように友だちに公言しているそうです。でも、野球部では伝統的に手作りの為、どっかの仕出し屋のように手袋して製作しておりました。毎年。今年は引退したので作らなくていいのですが、自習室仲間(もうすぐ受験する友人たちに交じって大学の宿題してます)の男子に、手作りを強制されたらしく、2つだけ作るそうです。今日自宅で製作中です。失敗作は例年通り父親へのバレンタインとなります。

 今年の私は、モロゾフミッフィーちゃんシリーズです。中身がなくなったら箱とポーチをもらいます。

モロゾフ ミッフィーコフレ 13個入 MO-4694モロゾフ ミッフィーポーチ 50g/10個入 MO-4335