「とっておきの贈り物」

今週のお題「大切な人へ」

 私は10代の頃金属アレルギーの診断を受けたため、ネックレスや指輪、イヤリングなどのアクセサリーをつけることなく、興味もなく過ごしてきました。

 そんな私ですが、20歳のお祝いに母が18金のネックレスをプレゼントしてくれました。18金だったからなのか、そのネックレスではアレルギーが出ず、今もここぞというときに活躍しています。もう30年以上の付き合いです。

 次女にも20歳の祝いにネックレスをプレゼントしようかなあと思っています。が、次女は私と違ってキラキラするものに目がありません。ブランドにもうるさいので非常に厄介です。

 先日も4℃のネックレスとイヤリングを購入した私の横で、じーーーっと見つめておりました。「入学式でお母さんが使った後私に頂戴。」と言い出しました。いやいやこれは私が私に贈ったとっておきの贈り物です。ダメですよ。いくらすると思っているんだ! 

 今回の買い物は、歳も歳なので、卒業式や入学式にいつもパール(これは義母からのとっておきの贈り物です)をつけている私に、私からのとっておきの贈り物です。本当は50歳の節目に買おうと思っていたのですが、チャンスがなくて3年遅れでようやく購入したものです。あまり目立たず日常的にもつけられるものを選んだのに…。取られちゃうんでしょうかね。