わたしと英語①

 わたしと英語の出会いはきっと西部劇だと思います。小さい頃日曜のお昼にはよく西部劇をテレビでやっていました。おもいっきり日本とは違う顔立ちのかっこいい人たちが、吹替なので日本語をしゃべっています。でも、時折字幕版を見ることがあって、英語をしゃべっています。わからないけどかっこいいなあっていうのが最初の出会いだと思います。

 時は過ぎ、小学生の時ノーランズというイギリスのお姉さんたちの歌が大好きになって、耳コピでまねをしながら、いつか英語をしゃべれるようになるぞ!って思っていました。

 中学生になり、NHKの基礎英語で勉強を始めました。授業では発音がいいとほめられたし、初めてのテストでは満点でした。でも、どんどんテストの点が取れなくなっていきました。英語が得意な友だちはみんな塾に行っていることに気が付いたので、父に相談しましたが、「英語なんてできんでも生きていけるからいい。」と言われ、大喧嘩になりました。で、諦めました。

 高校になると、その差は歴然。定期テストはごまかせても、模試や実力テストは20点くらいしか取れません。どうやって勉強すればよいのかが全く分からなかったのです。でも、誰にも相談できず、他教科で高得点を取って調整していました。

 高校では、商業高校の英語検定を受けなければいけなくて、3級に落ちるのは恥ずかしかったので、2級を受けたら合格してしまい、2年で1級を受けるはめになりました。問題集はちんぷんかんだったけど、問題集に載っていた5回の問題を10回繰り返して試験に臨みました。ギリギリでしたが合格し、テストで20点しか取れないのに、英語が得意な人扱いされることになりました。

 ますますわたしの英語嫌いは進行し、とうとう大学で単位が取れず、留年することになってしまいました(つづく)。

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