思い出の服

今週のお題「自慢の一着」

 実家の母は洋裁が得意です。今はマスクを大量に製作し、我が家に届けてくれます。

 私が小さい頃は、洋服も手作りしてくれました。近所の人や友達にもとても羨ましがられました。特にお気に入りで思い出に残っているのは、水色のワンピースです。白い襟で、水色のサージで裾には小花の刺繍。ちょっと王室の雰囲気。満面の笑みで写真に写っています。ずっと大切にとってありましたね。

 子どもが生まれたら、洋服を手作りするのが私の夢の一つでした。たくさん作りましたが、母のような手の込んだものではなく、簡単で布地にこだわって作ってました。私は作った洋服には必ず子どもの名前を入れていました。小さい頃から託児所に入れていたので、洋服に名前を書く手間を省くためだったのですが、子ども達も名前が入っていると喜んでくれましたね。

 NHKのすてきにハンドメイドは、婦人百科の頃から母とともに愛読しています。退職したらあれもこれも作ってみたいなあと夢は膨らむばかりです。