2500スター記念! 私のスター㉕「三浦春馬さんのこと」

 三浦春馬さんの訃報を聞き、とても残念な気持ちはもちろん、たくさんの若い人たちに与える影響が気になっています。

 そんな私は中学生の頃から、かなり大人になるまで「自死」に向かう自分の気持ちと闘っていたことがあります。きっかけは、「ぼくは12歳」という詩集やドラマであり、沖田浩之岡田有希子さんといった当時のアイドルの方々の自死の影響が大なり小なりありました。「自分は何なのか?生きていることの意味は?自分はいてもいなくてもいい存在なんじゃないか?」などと、考えても仕方がない事を考え続けて、ちょっとした刺激があればふっと自死へと向かってしまう危うい自分を、どうしていいのかわからず持て余していました。

 今思うと、自分でもどうしてそんなことを思っていたのか詳しいことはわかりません。どうして実行しなかったのかもわかりません。

 三浦さんは特別好きな俳優さんだったわけではありませんが、これからもずっと活躍される俳優さんだと思っていました。歳を重ねた時また味がある演技をされる俳優さんだと思っていたので、本当にとても残念です。私は、NHKでJUJUさんとMCをされているときのざっくばらんな三浦さんはいいなあと思っていたので、それも見ることがないんだと思うと胸が痛みます。たくさんの人の心に痛みが残らないことを心から祈るばかりです。