夏フェスの思い出

今週のお題「夏うた」

 選り好みせず、勧められたものにはとりあえず頭を突っ込んでみるのが私の唯一と言っていい主義主張なのです。そのおかげで知識が増えたり交友関係が広がったり、仕事にも役立ったりとよいことが多いのです。元々とても偏った思考の持ち主で、頑固な性格なので、好きなものにはとことんのめり込み、嫌いなものには見向きもせず、それどころか「嫌い」と声高に言ってしまう厄介な性格を両親から受け継いでいるため、10代~20代前半まではとても困った人でした。客観的にみて、損していたことも多かったと思います。

 では、なぜその性格を変えようと思い立ったのかというと、実は夏フェスがとても関係しているのです。

 この仕事に就いて2年目の夏、採用試験の時からの友人が、県内で開催される夏フェスに誘ってくれました。英語の先生とALTやその友人も一緒だと。私は想像しました。暑い最中に、外人さん数人と盛り上がる私…。いや無理無理。絶対無理。注目浴びるぞ!ノリノリになってる私なんて想像を絶するぞ!…ということで丁重にお断りしました。それ以来誘ってくれることがなくなり、実はそれ以来1度も行ってません。大好きなARASHIさんのフェスも今年初参加を狙っていましたが、コビットで叶うことなく…。

 初めての夏フェスのお誘いを断った時、とても後悔したんですね。行った方が絶対によかったなあ。友達増えたし、何事も経験だったのに、とかなり深ーーく落ち込んだのです。それからは、誘ってもらったイベントには都合がつくかぎり参加することにしました。「行くんじゃなかった。」と思ったことはないですね。

 苦手だったお芝居やミュージカル、ダンスも自分がやるんじゃなきゃとっても楽しいし、仕事も主任や役員やってみると、仕事の幅が広がったし。面倒なことから逃げて、好きな事にばかり固執していた自分はとても損をしていたんだなあと、若ーーい頃の私に言ってやりたいですね。

 ということで、夏フェスは今年は無理ですが、いつか行ってみたいです。