涼しく過ごしたい

今週のお題「暑すぎる」

 ダウン症の長女はとにかく体温管理が大変です。自分が「暑い」のか「寒い」のかがよくわからないし、たとえわかってもそれを伝えることが苦手です。

 平気で真冬に下着1枚で外に出てしまうこともあったし、夏の暑い日にお気に入りの冬物のコートを着て出ていったり…。小さい頃は特に大変でした。

 今でもきっと自分ではよくわかっていないんだと思いますが、周りの様子を窺って服を選んだりしています。それでも、スポーツや行事に熱中してしまって、突然ぱたんと倒れてしまう。体を触ると熱くなっていて、熱性痙攣で救急車にお世話になったことも何度かあります。目が離せません。長女のためにと、我が家はOMソーラーハウスを建てました。お陰で、夏はファンが回って案外涼しく過ごせていました。それでも、この頃の暑さは尋常ではありません。汗をかかない、水分補給もしない長女も最近は水分を定期的にとるようになり、汗はかきませんが、トイレの回数は増えたような…。

 そんな長女のお陰で、これまで長女の入園や入学で幼稚園や学校にクーラーが設置され、みなさんにありがたがられました。2年くらい前からは、我が家も1日中クーラーがかかっています。支援学校を卒業し、我が家で1番最初に帰宅するのが長女なので、一定の温度でクーラーかけっぱなしです。今は、サーキュレータ代わりに部屋のあちこちにフランフランのファンが置いてあります。これは長女の発案です。長女のお陰で、我が家は涼しく過ごせています。

 接触冷却シーツやタオルケット、まくらカバーも長女のお気に入りです。パジャマは涼しい場所に置いておいて、お風呂上りに着ているみたいです。かしこいなあ。