読書感想文に関する思い出

今週のお題「読書感想文」

 学生時代は毎年読書感想文を書いていました。小さい頃から趣味は読書なので、感想文を書くことが苦ではありませんでしたが、賞に値するものが書けるかと言えばそんなこともなく、高校生まではきました。

 高校1年の夏、部活動でいっぱいいっぱいで、初めて感想文を書く時間がギリギリになってしまいました。もちろんそんな感想文は評価されません。

 高校2年の夏、半月板の手術で入院し、部活もあって、やっぱりギリギリに。そんな私は、1年生の時の感想文を推敲して再提出してしまいました。悪いことはできないものです。あろうことかその感想文が、県で表彰されることになりました。2年がかりの感想文は自分でもよくかけたなあとは思いましたが、まさか県で2番になるなんて!

 そして、30年後、私は縁あって、感想文コンクールの審査員をすることになりました。県下の高校生の名作を読むにつけ、自分の若気のいたりを悔いています。

 感想文は推敲が大事ってことで、許してください。