一気読みした本いろいろ

お題「一気読みした本」

 スロットで「一気読みした本」でました。私は仕事で1年に200冊くらい本を読みます。中には嫌々読む本もありますが、最近一気読みしたのは、「蜂蜜と遠雷」(恩田陸)です。手にしたときは、最近珍しい2段組で小さな字がびっしり…。でもいろいろ賞も取ってるし、仕事柄読まなくちゃ!と読み始めたのですが、結局数時間で一気読みしてしまいました。続きが気になって本を閉じられなくて…。途中からは読んでいてピアノが聴こえてきました(笑)。

 中学3年のとき、国語の先生が、「みんなも成長して、厚い本が読めるようになるといいですね。例えば「ジェインエア」とか「さぶ」とかとても読み応えがありますよ。」って言われて、すぐにでも読みたいのを我慢して我慢して、受験が終わって、県立図書館に駆け込んで、2冊を読みました。まさに一気読み。物語の世界にどっぷりはまり込んで、時間を忘れて読みました。読書が完璧に私の趣味になった瞬間でしたね。その後は部活なんかで、長編はなかなか読めなくなりました。

 今の仕事に就いて、本を読むことが半ば仕事になってからは、一気に読んだ本も何冊かあります。少し前だと、「楽園のキャンバス」(原田マハ)。これは職場でも流行ってたくさんの同僚に薦めました。いつか映画化されてほしいけど、絵画が…難しいですね。今度映画化される「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(東野圭吾)も一気読みした本の1冊です。どんな映画になるか楽しみです。有名な本ばかりじゃつまらないので、最後に1冊「薔薇とビスケット」(桐衣朝子)。ドラマでやってほしいです。いい話だから。