好きな本10選

新編 ぼくは12歳 (ちくま文庫)

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

今週のお題「読書の秋」

小さい頃から本を読むのが好きです。父も母も本を買うことに関してはお金を出すことを嫌がりませんでした。たくさん読んできた本ですが、好きな本を10冊選びなさいと言われたら…。迷うなあ。でも選んでみます。

1 「ぼくは12歳」(著:岡真史):忘れられない衝撃を受けた本でした。自分の中の危うさとか儚さとか、感じることが多い1冊でした。

2 「小公女」(著:フランシス・ホジソン・バーネット):小学生の頃は海外の児童文学をたくさん読んでいたのですが、一番好きだったのがこれです。

3 「24人のビリーミリガン」(著:ダニエル・キース):これが実話っていうのが、信じられないと興奮しながら読みましたね。

4 「源氏物語」(著:紫式部):高校卒業前にほぼ1か月かけて原文で読みました。もちろん円地文子さんや田辺聖子さんの現代語訳も読みましたが原文が好きです。

5 「ワイルド・スワン」(著:ユン・チアン):なかなかの長編なのに一気読みしました。これも実話っていう驚きと、今まで知ろうとしなかったことを知った1冊です。

6 「反省させると犯罪者になります」(著:岡本茂樹):これは珍しく就職してから読んだ本です。勉強になります。

7 「薔薇とビスケット」(著:桐衣朝子):勤務校で購入した本の表紙が素敵で読み始めたら、介護士さんがタイムスリップする話で、とてもいい話でした。

8 「ロウソクの科学」(著:ファラデー):小学校の図書館の科学の本の中にポツンと普通の本が紛れていました。その本を読んで、科学に興味を持つようになりました。

9 「倚りかからず」(著:茨木のりこ):この詩集を読むと、背筋がピンとなります。茨木さんの詩集はどれも好きですが一番はこれです。

10 「論語」(孔子):困ったり迷ったりしたらこれ読んどきなさいと大学の時の英語の先生に言われました。最近は齊藤孝さんの訳を読んでいます。

 

意外と一気に思い浮かびました。「好き」というより自分を支えてくれているのが「読書」なんだなあとこのブログ書きながら思いました。ここには書かなかったけれど、わたしが読書にのめりこむことになったのは、野口英世さんの伝記を読んでからなんです。困難に負けず努力し大きな仕事を成し遂げていく姿に小学生のわたしは初めて感動っていうものをしたんですねえ。純粋ですねえ今と違って。学校にある伝記を全部読んで、結局図書館の本を全部端から順番に読んでしまいました。

今は忙しくて以前のように読めませんが、自己紹介では、趣味は読書と旅行ですって言っているので、嘘にならないように読まないといけませんね。