「かつて思いを寄せた人との思い出」

今週のお題「忘れたいこと」

つい最近職場の上司と世間話をしていたら、上司がわたしの高校時代の友人と知り合いだということが判明しました。友人と書きましたが、実はわたしが高校時代に人生で初めてラブレターを書いた相手です。

こういう相手を他人にどう説明するか迷いましたが、友達だと言いました。きっと彼もそういってくれるんじゃないかなあと思っています。

高校時代大好きだった初恋の相手にはとてもかわいい彼女がいて、失恋も何もないまま、結局ずっと好きなままで、10年以上引きずっていたわたしです。ラブレターを書いた彼は同じクラスで、とってもかっこよくて、無口で、今までわたしの周りにいないタイプでした。1番好きな人とはどうにもなりそうにないため、彼にラブレターを書いたというとても不届きなわたしですが、彼と友達になりたかったんですね。お断りの手紙もとてもきれいな字で丁寧に書いてくれてました。ますます好きになったくらいです。

結局彼氏にはなってもらえませんでしたが、あいさつするようになり、朝学校に一緒に行ったり、卒業してからは映画を一緒に見に行ったりするようになりました。彼は就職し、わたしは進学したので、それきり30年以上会うことがなかったのですが、偶然家業を継ぎ、地元の商工会の偉い人になっている彼を広報誌で知りました。高校時代は家業を継ぐのを嫌がっていた彼でしたが、今は頑張っているんだなあと、数年前に思いました。

職場の上司の話だと、独身なんだそうで、見た目も変わっちゃってたりするんだろうかと心配です(笑)。ところで、高校時代の初恋の先輩も独身なんですよ。どうゆうことなんでしょうかね。二人ともとても素敵な人なのになあ。まあ結婚するのがいい事ってわけでもないので、自由を満喫してるのかもですねえ。そうだったらうらやましんだけど…。