盆と正月

今週のお題「わたしの実家」

わたしが小さい頃、両親の実家である佐賀県は年末年始とゴールデンウィークとお盆の年に3回くらいは帰っていました。父は7人姉弟(祖父が再婚なので、本当は11人姉弟らしいけど)で、母が4人姉弟なので、年末は大量のお年玉&お盆玉(とお盆にもらうお小遣いを言ってました)をもらうべく、親せき周りにいそしんでいました。

親せき間の取り決めで、小学生は1,000円、中学生は3,000円、高校生は5,000円、大学生は10,000円と決まっていたので、人数が勝負です。

父の兄弟は、長崎・千葉・大阪・佐賀・福岡・山口・兵庫に散らばっていて、それぞれに3・2・2・3・4・4・3と子どもがいます。その子どもの子どもも集まったりすると、40人以上の人間が実家に大集合するわけです。そりゃあもう大変です。そんな時はもちろん実家では集まり切れず、我が家は母の実家にお泊りすることになります。

母は4人姉弟の長子です。奈良に住む叔母と佐賀に住む弟2人、それぞれに2人の子どもたち、我が家が4人の子どもで、こちらも20人くらいいますが、そんなに大集合はすることがなかったので、祖母の笹雪豆腐に舌鼓を打ちながら、のんびり過ごして、こちらでもお小遣いをもらっていました。

なんだかお金の話ばかりしていますが、ここで頂くお金が1年間の大切な資金源となって、大好きな本やおもちゃを買ったりしていましたね。恐らくピーク時は年末年始で10万くらい?お盆も7万くらいは手にしていたんじゃないでしょうか?小さい頃は両親に預けるという搾取にあっていましたが、中学くらいからは自分で管理していましたね。

今年のお正月、帰省した次女が手にしたお年玉はお祖父ちゃんやお祖母ちゃん、叔父叔母からもらった恐らく5~6万に、今年は成人式のお祝いに10万円(びっくり)。満面の笑みで次女は帰っていきました。一方、わたしたちは、お年玉を渡す甥っ子たちが帰省できず渡すことがありませんでした。これもコビットのせいですね。貰い手のないお年玉はわたしのお小遣いにします(笑)。