「今だから振り返ることができる就職という一大事」

今週のお題「人生最大のピンチ」

わたしは4人姉弟の長女です。わたしの両親は子どもの進路にあまり関心がないのか、高校卒業したらどっかに就職してくれと言っていました。結婚はしたかったらすればいいしと。

親のせいにするわけではないですが、まったくと言っていいほど進路に関するアドバイスをしてくれない両親だったので、自分の進路に関して考えるのが姉弟全員とても遅かったわけです。特にわたしは、大学4年の教育実習に行くまで、どこに就職するんだろうわたしと、自分で思っていたくらい、自分の将来が見えていなかったのです。

そんなわたしが、教育実習で目覚めて教員を目指すことになりました。まあ普通は無茶です。5月の教育実習後、願書を請求して、申し込んで…。7月の受験まで、食事中もトイレでも、入浴中も勉強して寝る間も惜しんで勉強しました。1か月半くらい、家から出るのは、当時50メートル走が必須だったのでその練習の時だけ。わたしにとって、自分の人生を決める人生最大の大ピンチでしたよ。何でもっと早く進路についてまじめに考えなかったのか?だいたい今から教員目指すって無茶だろう?何やってんだわたし!!自分で自分を非難しながら、後悔だけはしたくない!合格できなくてもはっきり言って仕方ないけど…。そんな大ピンチでした。懐かしいなあ。合格できなかったら、今頃は妹たちのように数年ごとに仕事や職場を変えて働いていたのかもですね。