夏と言えば読書感想文ですね

長いこと学校図書館で司書教諭をやっていて、読書感想文や感想画を審査する立場だったけれど、読書感想文は夏の苦手な宿題と断トツ1位みたいで、生徒からもどうしたらいいかとよく質問されました。

結局は、各自にとって、よい1冊に出会うことがポイントで、その本をうまいこと選んであげられるのが司書教諭の腕なのだけど、その生徒の志向や趣味など知らない中で探りながら本を勧めるのはわたしの大好きな仕事の一つでした。

読書感想文で悩んでいるみなさん。よい作文を書こうと思わなくてもいいですよ。読書感想文を宿題にしている目的の一番は1冊くらいは本を読もうねってことなので、まず読んでみましょう。ジャケ買いOK、昔読んだ本だっていい。でも、お勧めは家族や友達、大好きなアーチストや推しの勧めてくれる本を読むこと。感想を共有できるのって楽しいですよ。感想文って言いながら、本の内容に共感したり、自分の人生に照らし合わせてみたりって考えると案外書けるもんです。

でも、どうしても読むのが辛かったら、アンソロジー(短編集)お勧めです。