なくてはならないお店

 この街に住んで27年が経ちました。初任地が自宅から通えるところだったので、自宅での暮らしが長かった私ですが、異動してこの街に住むようになりました。

 20代の終わり、元々乾燥肌の私は、若いころからニキビもないし、肌トラブルを感じたことはなかったのです。なのに、ある日あごの下や額の皮膚が剥がれてきました。子どものころから使っているニベアを塗っても一時的に回復はするものの、潤いなんてものはなく…。市販のクリームを試すと、アレルギーまで出始めました。

 そのころ住んでいたアパートの近くに小さな化粧品店がありました。当時は聞いたことのないメーカーの看板を掲げたそのお店には、「お手入れ1,000円」の看板がかかっていました。藁をもすがる思いで、そのお店に飛び込みました。優しそうな店主とその姪御さん、店員さんの3人が迎えてくれました。それから月に1~2回5年ほど通い、乾燥肌の私の肌はトラブル知らずになりました。

 結婚してからも通い続け、今は、暖簾分けされた姪御さんとその娘さんのお店に月1~2回通っています。大学に進学した次女も今年からお世話になっています。運動会で日に焼けては店に飛び込みパックしたり、年に1度は贅沢なパックを堪能したりと私の唯一の贅沢です。

 お付き合いはもう27年にもなるんですねえ。もうなくてはならない存在です。

アウトプットは大切ですね。

 この仕事に就いて32年たちました。勉強不足のままこの仕事に就いたので、インプットにばかり気を取られ、アウトプットを意識するようになったのは、5年前にドイツに研修に行ってからです。

 ドイツへの研修は、全国各地から先生が集まって、ドイツの学校や企業を見学して周るものでした。団長は当時の全国の商業高校の校長先生のトップの方でした。「みなさんは、全国の先生方の代表で来ているのだから、帰ったら、しっかりアウトプットをしてください。」と言われ、身が引き締まる思いでした。報告書を書いたり、雑誌の記事を書いたり、研修会の講師をしたりとアウトプットの大変さも重要さも身に染みたものです。

 その時、だれが言い出したのか、「みんながそれぞれ撮った写真を共有できるといいね。」と私に依頼が。グーグルフォトを使って、写真をすべて共有し、今でも懐かしくその写真を見ることもできます。各自の報告書や研修会の資料に写真を有効に使うこともできて、思い付きでやった割によいアウトプットができたなあと思っています。

 それから、自分の学んだことや調べたことはできるだけ共有するようになりました。助言していただいたり、次の活動へつながったりとよいことが多いです。

 今年から、教務主任になって、今まであまり興味のなかった(ごめんなさい)ことも担当するようになりました。勉強したり調べたりしたことは、40代のころからA4用紙にまとめるようにして、エバーノートに保存しているのですが、今年は、まとめたものを月に1度A4両面で広報として発行することにしました。「道徳」「ICT]「新学習指導要領」「休校対策」「タブレット」「観点別評価」といったテーマです。A4にまとめるのは大変ですが、良い勉強になります。最近その広報が他校の先生の目に留まり褒めていただきました。嬉しいです。こっそり始めた活動が評価されるとは全く思っていなかったので、かなり嬉しかったです。アウトプットは大切ですね。

プログラミングを高校生に教える身で

 私は高校生にプログラミングを教えるのが仕事の一部です。今は支援学校なので、思いっきりプログラミングを楽しんでいます。ポッキーでグリコードしたり、スクラッチやドリトルで遊んだりと、将来プログラマーになる人を育てるわけではないので、プログラミングの楽しさを教えることに重きを置いています。

 私は、教員6年目の時に夜間の工学部に編入学しました。仕事をしながら、勉強していました。入学式の日、学部長の祝辞を聞きながら、「将来のエンジニアを育てるために頑張ろう」と決意したものです。

 私自身にエンジニアのキャリアはないですが、教え子には立派なエンジニアもおります。嬉しいですね。でもものすごく少ないです。日本の未来はどうなってしまうんでしょう。

 ずっと情報関係の学科に携わっていたのですが、定員割れを起こすこともしばしば…。情報化社会に逆行するこの事態は本当に深刻です。コンピュータは難しい、勉強するのが大変だからいやだと避けるようで、ゲームを作る人になりたいとか、Webデザイナーになりたいとか言ってる子も、その基本の部分であきらめてしまいます。

 以前は、たくさんの実習をこなして、バグ取して…。と積み上げていたものを、指導の根本から見直さないと、エンジニアもプログラマも育つ前につぶれてしまいそうです。

 企業でじっくりと育てていくことが難しい今は、転職しながら知識や技術を獲得していく感じなんでしょうか?すそ野を広げ、興味を持ってもらうことから始めたとして、果たして育っていくものなんでしょうか?

 うちの次女は情報工学を学んでいますが、すでに将来の進路希望はエンジニアでもプログラマでもないらしい…。もうあきらめたのね…。

マンガは子どもが読むものだと思っていたのに

 ちょっと前にも書きましたが、私の両親がマンガを読んだり、アニメを見たりしない人だったせいか、私は、マンガやアニメは子どもが楽しむものだと思っていたのです。

 大学生になり、就職してからも周りにマンガやアニメが好きな人がたまたまいなかったので、その思いが変わることがなかったのです。

 ところがです。うちの主人は、ワンピース・コナンを録画してまで見る人で、生徒も深夜アニメやマンガを強く進めてくるし…。で、すっぽりはまりました。元々声フェチで、声優さんが好きだったので、アニメを見ては原作を読んだり、マンガを読んではアニメ化に狂喜乱舞したり…。アニメのファンミにも行きましたねえ。

 2020年。今続けて読んでいるのは、「ちはやふる」「おた恋」「逃げ恥」です。新作がレンタルされるのを地道に待って読み続けています。完了しているマンガはまとめてレンタルして1日で読むのが好きです。最近では「鬼滅の刃」を読みました。ちなみに主人はネトフリでアニメを一気に見てました。

 最近は新作を読んでいません。それは、スマホで読むようになってしまったからですね。「青島君のいじわる」とか無料の範囲で地道に読みます。

 マンガ大賞に上がったマンガはなるべく読むようにしています。そして、どうしても好きなのは、部活ものです。職業柄でしょうか(笑)

 このタグの付いてるブログを参考にいろいろと読んでみたいと思っています。私が勧めるなら、ちょっと古いですけど「僕だけがいない街」ですかねえ。

おすすめのお手軽筋トレ

今週のお題「運動不足」

 15年くらい前でしょうか、職場の10歳くらい上の先輩と、職員室から体育館に移動していました。大きな職場なので、そこそこ距離があります。先輩は駆け足してるわけでもないのに、とっても速い!バレーボールをされていたせいか、はつらつとした年齢を聴くとびっくりするような女性です。はあはあしながらついて行った私は、「先生歩くの速いですねえ、ぜえぜえ」と思わず聞いてしまいました。

 先輩曰く、運動する時間もお金もないけどせめて少し速足で動くと決めているのだそう。それからは、私も真似していつも速足を意識しています。

 もひとつ心掛けているのが、姿勢です。歩く時も立っているときも、座っているときも背筋、首筋を伸ばすことを心がけています。次女は、バレエを習っていたので、とても姿勢がいいんですね。それをよく多くの人に褒めていただくのです。次女は特に何もしていなくても、筋力も柔軟性もあるんです。姿勢って大事だなあと次女やその師匠(今は長女のダンスの師匠でもあります)を見ていて思います。

 速足と姿勢をよくすること。これは、これからもずっと続けていきたい私のささやかなトレーニングです。

運動よりも大好きなこと

今週のお題「運動不足」

 大学時代から続けていたスイミングの時間を、30歳の時に、夜間大学の時間に充てるようになりました。それでも週末はその分がっつりと泳ぐようになって、「運動不足」という文字は私には無関係だとあの頃は思っていました。

 予定外に結婚し、出産してスイミングの時間が家事の時間へと移行し、仕事も忙しくなり、まったく運動をしなくなって10年以上が過ぎてしましました。検診の度に「運動不足」のレッテルを貼られ、実際にあちこちガタガタになってきて、せめて歩こう!とスマートウォッチの万歩計に7000歩を目標設定して歩くこと4年目です。昨年からは気が向けば週に1~2度ジムに通って自転車をこいでいます。

 今年は週に1度の関節トレーニングにせっせと通い、60代70代…と元気に過ごすための準備をしています。これが本当に唯一の運動です。

 昨年頑張っていたジムには最近はコロナのせいにしていってません(笑)。チケットはたくさん余っているのに…。そして私の最大の敵は韓ドラです。韓ドラが大好きすぎて、ネットフリックス・ユーネクスト・アマゾンプライムを駆使して、おうち時間を満喫しすぎています。でもちゃんと韓ドラ見ながら体感トレーニングしています。変な格好でテレビ見てるわけです。「なにやってんの?」と娘や主人に言われます。これで運動不足が解消されるとは思いません。気休めですが…。

私のせめてもの運動

今週のお題「運動不足」

 私は19歳から膝のリハビリを兼ねてスイミングを始めました。元々水泳は大好きだったので、スイミングスクールができたときにバイト代で通うことに決めました。当時の月謝も今とそれほど変わらない。ただ、大学生だった私には痛い出費だけれど、毎日のように通い2キロか3キロ泳いでいました。泳いでいる間は25メートルの本数しか考えていない、ほぼ無の世界です。就職してからも同じように暇さえあれば泳ぎ続け、32で出産するまではそんな日々でした。

 その間は風邪もひかず、肩もこらず、腰が痛いなんてどんな気持ちなんだろうと思っていました。本当にスイミングっていいですよ。でも、32で出産してから、泳がなくなって、風邪もひくし、四十肩になるし、いつも腰が痛いし、最後には膝の古傷も痛みます。運動しないとこんなことになるんだぞっていう典型的な例ですね。

 現在のせめてもの運動は、週1回の関節トレーニングと、今月始まった県民の万歩計大会です。去年も職場の先生と参加しましたが、今年も頑張ります!!