自分の伸び代

 「伸び代」って言葉はここ20年くらい遣うようになってきた新しい言葉らしい。「あなたにはまだまだ伸び代があるんだから」って言われると、がんばらなきゃってなるわけです。

 同じような言葉で「糊代」ってありますね。工作のときの…。「縫い代」っていうのもありますね。洋裁とかの時の。いずれもちょっとサイズが決まっていますが、「伸び代」はサイズが決まっていません。元々は、金属が熱で膨張したりするときを見込んで部品をちょっと小さめに作って余裕を持たせておくみたいなときに使うんじゃないかあって鉄子の私は線路を思い浮かべながら思います。

 私は高校生を相手に仕事をしています。まさに伸び代だらけなはずですが、勤務校の場合、小さい頃からあまり期待されずに育った子が多いのか、無意識に、自分はこのくらいって思っている感じがします。可能性はまだまだあるのに、何もしようとしないからその可能性の扉は開かない。私個人は期待しすぎや自意識過剰は決して悪いと思いません。それは、自分をそして社会を成長させるチャンスになると思うからです。もちろんきちんとわが子を見つめての期待であり、努力あっての自意識過剰ですよ。ビッグマウスとかいって、日本人はあまりよく言いませんが、言った本人は自分にプレッシャーかけて、エンジンかけてる訳ですから、いいじゃないですか。

 私も50を過ぎましたが、伸び代きっとありますよね。夏休みがやってきます。たくさん研修が待っていますが、どれも自分の伸び代をさがすよい機会にしたいなあと思っています。くたくたになると思いますけどね。

 何でこんな事を書いたのかって…。今日テストをやらない生徒に、「やってもどうせ合格しないからやらない。先生には関係ないからほっといて」って言われて指導したものの、何だかやるせない思いをしたので気持ちまとめてみました。

サッカーと野球と

 先週末は応援で忙しかった!ワールドカップの決勝戦。フランスの勝ちは譲れないって思いながらも、一戦ごとに力も運もつけてきたクロアチアが何か起こすんじゃないかなんて思いもちょっとあったりして、ワクワクした決勝戦でした。いい言葉が見つからないけれど、決勝戦ぽくない決勝戦でした。でも、土砂降りの中での表彰式はなかなかよかったです。今回の大会は天候に恵まれていて、精一杯のプレーを見ることができてよかったなあって思っていたところで、あの土砂降り…。偉い人たちもずぶ濡れ…。東京オリンピックであんなことになったらどうするのかなあ?などと考えてしまいました。

 先週、本県は高校野球の県大会が始まりました。勤務校は土曜日に、娘の学校は日曜が初戦でした。内心どちらも初戦はいけると思っていましたが、勤務校は最終回に粘りましたが惜しくも1点差で涙…。週明けにクラスの生徒に何と言って声をかけてよいやらとせつない思いです。まさか初戦で負けるとは思っていなかったので、今回は長女の付き添いで観戦できなかったのですが、次でいいかなと思っていたので、申し訳なくて…。

 日曜は、午前中が仕事で、午後からの試合を長女と一緒に観戦しました。快勝でした。途中、まだはじまったばかりなのに、ホームランに感動して泣いている次女…。あれではこれから身が持たんでしょう(笑)。県決勝大会には行ってくれるのではないかと期待をしています。

 まだまだ暑い夏は続きます。

さあいよいよ決勝戦

 いよいよ決勝戦です。そうワールドカップ。

 その前に、予想が外れました。2戦とも逆でした。ベルギー対フランスはベルギーに勝ってほしかったのですが、ついついパバールさんに見とれてしまったのが敗因です(笑)。

 しかし、クロアチアは本当に予想外でした。ランキング20位で決勝に残るなんて全く思っていませんでした。ワールドカップの決勝戦にここまでランキング下位の国が残ることなんて記憶にないですから。でも、クロアチアは一戦ごとに強くなってきましたしかし、フランスはちゃーんと研究してくると思うので、今までのようにいかない気はしています。ワールドカップで優勝している国はまだ8カ国しかないんです。簡単には勝てませんよ!ランキングの計算方法がこのワールドカップの後変わるそうなので、あてにならないなんていわれなくなるといいですね。

ハマると怖いのでやらないようにしてるんです

今週のお題「ゲームの思い出」。

 私は凝り性なので、やり始めると極めたくなる(笑)。小学生の時、父が私たち兄弟にクリスマスにテレビゲームをプレゼントしてくれました。その中のブロック崩しやテニスにハマりました。ずっとやってました。最初はゆっくりなんだけど、ブロックが少なくなると早くなっていく…。もう反射神経でやってる感じです。ブロックが全部なくなった時の爽快感がたまらないんですよね。

 インベーダーゲームも高校生の時喫茶店なんかでやってました。お金がかかるのであまりやらなかったですけどね。

 パソコンを買ってからは、指の練習と称してソリティアとか上海とかやってました。あれも全部なくなった時に、ザーッてなるのがすっきりしてよかったです。ついついクリアするまで粘っちゃって、気づいたら夜…みたいなこともありました。あの時の反省で、時間を決めてとか回数を決めてゲームはするようになりました。

 ちょっと前は、ツムツムやっていましたが、だんだん課金するようになってきて、これはいかんと辞めました。半年くらいしていたかな。で、今はうたプリ音ゲー一本です。ネットですばやく親指でやってる若者の動画を見て、そのリズム感と瞬発力に驚きました。同時にやる気も…。リズム感と音感にはちょっと自信があったので、やってみたら、無残でした。老化防止もかねてやってます。時間つぶしに丁度いい!しかもイケボが聞き放題です。もうしばらくはこれで楽しもうと思っています。課金は月に1000円未満と決めています。まあほとんど108円。

 そうそうはまるゲームは1種類と決めています。これは小学生のときからです。1つ始めたら1つ辞める。浮気はしません。ゲームはね。

流れ星を見ると思い出すこと

今週のお題「星に願いを」。

 先日のブログで結婚前に主人と友人と海辺でたくさんの流星を見た話を書きましたが、そのキャンプで一緒に流星を見た友人のひとりは、その1年後に24歳の若さで癌で亡くなりました。

 メンバーは仕事も年齢もバラバラ。キャンプの日も準備に来たのは、亡くなった彼と私だけでした。場所取りをして、道具を準備して…。一人増え二人増え、夕飯には全員が揃う、そんな感じでした。

 就職して何年もしてから、共通の水泳という趣味で何人かの友人ができました。年齢も仕事もばらばらで、男女も半々ぐらい。15人くらいが予定が会う人が集まって、飲みに行ったり、バーベキューしたり、キャンプに行ったり。楽しかったなあ。主人ともその中で知り合ったんです。

 星に願いをかけて本当に叶うのだったら、私はあのときに戻りたいですね。そして、亡くなった友人に体を大事にしてって言いたい。私は何となく気付いていたんです。三交替でいつも疲れた顔をして、煙草とお酒の量が増えていた彼の体調の悪そうな様子を…。病院に行きたがらなかった彼を、首に縄をつけてでも病院に行かせたい。

 私は、あんな失敗は二度としたくないと思っているので、あれから、気になったら、おせっかいだと言われても、病院に連れて行くし、しつこいと言われても、病院に行ったかどうか聞き続けます。もう何年も経つけれど、あのときの深い後悔の気持ちは消えないままで、彼は死ななくてもよかったんじゃないかと思えてなりません。

ペルセウス座流星群にお願いをしなくては

今週のお題「星に願いを」。

 願いをかなえてくれる星は、流れ星ですよね。今年流れ星に出会う確率が大きいのは、8月13日と12月14日だそうです。

 8月13日は、ペルセウス座流星群が極大を迎えます。毎年この時期にたくさんの流れ星を見せてくれますが、今年はどうでしょう?ここ最近お天気に恵まれなくて、たくさん見る事ができていないのですが、20数年前、結婚する前の旦那さんと友人達と海でキャンプをしたとき、夜の海辺でみんなで寝転んで見ました。まあ、凄い数の流れ星でした。降ってくる感じです。私はあまりの美しさにお願い事するのをすっかり忘れていました。慌てて、「カネカネカネ」って言っておきましたが…。今年はどうかな?

 一方冬の流れ星と言えばふたご座流星群です。個人的に冬の夜空って大好きなんですね。だから、寒い最中、冬の長い夜を流れ星をみながら過ごすのっていいです。昨年は雪のお陰で見られなかったので、今年は見たいです。そういえば、一昨年は、次女の高校合格をお祈りしました(見事に叶いましたね)。

 今年はどうしましょうお願い事。嵐やNEWSのライブが当たるように、「ライブライブライブ」って今日から早口言葉を練習しておきます。

歌丸さんの落語を聞きたくて

今週のお題「星に願いを」。

 先週桂歌丸さんがなくなりました。数年前中学生だった次女が、「私歌丸師匠が亡くなったらちょっとショックかもしれない。」といっていた事を思い出します。50を過ぎた私は、最近訃報を聞くととてもせつなくなることが多くなってきたんですが、当時中学生の次女は、有名人の訃報を聞いても、あーそうなんだ位の感じなんだそうで、でも毎週笑点を見ている我が家では歌丸師匠が突然いなくなってしまったら、とてもショックだと彼女は言っていた訳です。とにかく、師匠が元気なうちに、笑点の観覧に行こう!と決めた私たちなのですが、18歳にならないと行けないんですね。次女が18になったら、必ず行こうと決めていました。

 しかし、歌丸師匠は司会を降りられて、先日お亡くなりになりました。星に願いを…歌丸師匠の笑点は無理でも、落語を聞きに行きたかったなあ。

 日曜の笑点では、歌丸師匠を偲んで前半は映像を振り返っていました。小円遊さんとのバトルとか懐かしいなあ。私は実は小円遊派だったんです。懐かしい映像を見ていると、やっぱり落語聞きに行けばよかったと後悔しています。番組後半は、歌丸師匠が喜びそうな答えに座布団がもらえる特別な追悼大喜利でした。何だろう、面白い答えにも涙出てきそうで、見られなかったです。

 きっと天国の笑点は大盛り上がりでしょうね。