バスの運転手さんのニュースを聞いて思い出したこと。

 高速でバスの運転手さんの意識がなくなって、乗客の方が路肩にぶつけながらバスを止め、九死に一生を得たというニュースを聞いて、長女の修学旅行を思い出しました。

 長女が小学6年生の時、広島に修学旅行に行きました。朝早くに学校に送り届け、職場についてしばらくすると、学校からメールが届きました。出発してしばらくして、運転手の方の具合が悪くなり、運転手が交代し、先ほど出発しました。という連絡でした。8年前の事です。驚きました。もし、運転中に何かあったら、大変なことになるところでした。今でも、子どもたちとはもちろん同級生のお母さん方とも話題になります。あの時はびっくりしたよね。って。

 でも、運転手さんもとても冷静だったなあと感心しました。子どもたちの命を預かっているという責任感がなかったら、途中で引き返すなんてできないことです。我慢してそのまま行っていたら…と考えると本当に恐ろしいです。

 運転中に眠気がしないように自動で車内環境を調整したり、眠そうな表情を感知して居眠り運転を予防したり、画像認識で運転手さんの状態を可視化して事故を防いだりとAIによる安全運転対策が進んでいます。自動車の自動運転ももうすぐ実用化されるでしょう。便利になる以上に安全になることがまず第一です。未来の自動車がとても楽しみです。

 次女は、羞明という目の障害があるので、運転免許取ることが今のままではできません。現在の視力検査では免許を取得できる視力が出ないのです。実生活ではほとんど問題がなく、信号や表示もちゃんと見えていても、あの白地に黒の検査がダメなんですね。そんな彼女も、自動運転の時代になれば自動車に乗れるんじゃないか?と思っているんですが、どうなんでしょう??

秋が終わるので…「読書の秋」

今週のお題「読書の秋」

 毎日どんどん寒くなって、暦の上でも冬になって、「読書の秋」について急いで書こうと思います。

 去年は、1年間ずっと機械学習の本を鞄に入れていましたが、今年は斉藤孝先生の「大人の語彙力ノート」を入れて、繰り返し読んでいます。「語彙力こそが教養である」を読んで、そうだそうだ!とこの本を購入して頑張っていますが…。全然覚えられないし、使えないのですが、どうしても身につけたい!何度読んでも「ほー」って思います。いつかきっと身につくこと信じてます。

大人の語彙力ノート 誰からも「できる! 」と思われる

 最近読んだのは「読むパンダ」(黒柳徹子:選、日本ペンクラブ:編、白水社)です。表紙のパンダが可愛すぎて購入してしまいました。私は動物アレルギーなので、動物は苦手なのですが、唯一パンダだけは大好きで、和歌山のアドベンチャーワールドに家族を無理やり連れて行きました。大好きなパンダについてのエッセーや座談会などが掲載されています。パンダ好きは必ず読みましょう!

 

読むパンダ

 ちょっと前に読み終わったのは、「AI VS. 教科書が読めない子供たち」(新井紀子:著、東洋経済新報社)です。人間ってAIに負けてしまうのか?というようなお話を、「東ロボ」開発者がしているんです。ちょっと偏りを感じなくはないですが、面白かったです。もう一度じっくり読みたいです。

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

 そして今読んでいるのは、最近ICTのことようやく他の先生方に聞かれるようになってきたので、わかりやすく取り組みやすく、一緒に考えられたらなあと「入門 情報リテラシーを育てる授業づくり(鎌田和宏:著、少年写真新聞社)を読み直しています。

入門 情報リテラシーを育てる授業づくり: 教室・学校図書館・ネット空間を結んで

 んーぼちぼち小説も読みたいですね。何を読もうかなあ。百田さんの「日本国紀」も読まないと…歴史が苦手な私にはハードル高いですけど…。小説は当分読めないかもしれないですね。

 

ハンブルグの紅葉

今週のお題「紅葉」

 3年前の今頃、私は海外視察研修でドイツのハンブルグにいました。このブログのヘッドマークに使っている写真は、その時に撮影したクリスマスマーケットから撮影した市庁舎の写真です。

 11月10日からハンブルグを訪れたのですが、落葉が進んでいて、ゴミ一つない歩道は落ち葉で埋め尽くされていました。「日本なら徹底的に掃き掃除されているよね。」なんて言いながら、落ち葉を踏みしめて歩くと、街路樹の紅葉(ほとんど黄色ですが)がとてもきれいです。散歩していると、冷えた空気がとても気持ちがいい!

 ハンブルグは、近代的な建物を建てられない条例があるそうで、高層ビルは少なく、ほとんどの建物が昔ながらの石造りやレンガ造りで、落ち葉がぴったりです。どこで写真を撮っても絵になる感じです。

 11月に入ると市庁舎前の公園ではクリスマスマーケットの準備が始まっていました。市庁舎前には大きなもみの木のような木がいくつかあって、ライトアップも始まっていました。紅葉とライトアップを楽しみながらのホットワインは寒い中格別でした。あーまた飲みたいなあ。

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祝!3300アクセス記念!「思い出の味」

お題「思い出の味」

 なんと12日の長女の20歳の誕生日ネタをたくさんの方々に読んでいただき、1日に50アクセス以上!私としては新記録?知らないうちに3300アクセスを超えておりました(パチパチパチ)。ちょっと遅れましたがお題スロットで…。

 思い出の味は、やっぱり亡くなった祖母の作ってくれていた呉豆腐です。当時は笹雪豆腐って言ってましたね。中学生になったとき、生まれて初めて杏仁豆腐を食べたとき、「ちょっと似てるけどおばあちゃんの笹雪豆腐の方が10倍おいしい!」って思いました。とろけそうにプルンプルンな食感と、豆の甘い香りと味がたまらないんですよ。でも、祖母が亡くなって食べることができなくなりました。佐賀に行くと笹雪豆腐として売っていたりしますが、おいしいけど、なんだか違う…。娘として受け継いでいなかった母の事を本気で責めました。孫の私が受け継いでいてもよかったんですけどね。

 そんな母は、おやつを毎日手作りしてくれました。牛乳と卵で作るプリン。それにパンの耳をダイスに切って入れたパンプディング。蒸しパンにサツマイモをゴロゴロ入れた石垣もち。いきなり団子も(あんこないけど)作ってくれました。ホットケーキも小麦粉とベーキングパウダーで作ってくれました。どれも本当においしかったです。でも佐賀に里帰りしたときに祖母の作ってくれる笹雪豆腐には圧倒的大差で負けちゃうんですよね。お母さんごめんね。

秋吉台の草紅葉知ってますか?

 

今週のお題「紅葉」

 紅葉と言えばこれを書かないと。地元秋吉台の草紅葉です。「草紅葉」ってあまりポピュラーじゃないんですかね。秋吉台は新緑の頃が一番きれいだと個人的には思っています。生き生きと生命の息吹を感じます。一方秋の草紅葉は、一言でいうと渋い!

 子どもの頃、夏休みが終わり、10月とかに秋吉台オリエンテーリングなんかすると、すーっと伸びた枯草が、さわさわと静かに音を立てて水が流れるようになります。子ども心にあれはちょっと怖い。このまま迷子になったら帰れないんじゃないかって思う恐怖とか寂しさとか感じます。

 大人になって、ドライブなんかで行くようになると、渋い!さわさわという音も、寂しげで静かで…。でも、何か死にたくなる感じ。どんなアップテンポのハイテンションな曲を流しても、バックが草紅葉だったらしんみりしそうです(嘘です)。

 11月くらいになると、一面黄色くなって、本当に寒々しい感じ、雪を待つ台地って感じになります。夕日がとても映えます。そして、真っ暗闇の中満天の星が秋吉台を包みます。11月から12月の秋吉台の星空が一番好きです。寒いですけどね。ただ、最近は星の好きな方々の間でも有名なスポットらしく、星を見る人で賑わうこともあるようです。是非、草紅葉から夕日からの星空をおいしいコーヒーかなんかとともに楽しんでいただきたいものです。

まっぷる 山口・萩・下関 門司港・津和野'18 (マップルマガジン 中国 6)

 

紅葉を本当に美しいと感じた瞬間

 

今週のお題「紅葉」

 山の中で育った私は、紅葉は秋の日常で、取り立てて美しいと思ったことは30になるまでありませんでした。

 そんな私は、現在は紅葉はお月さまの次に好きな景色の一つです。そのきっかけであり、私の中の最高の紅葉の景色は、30歳の時に国体の引率で訪れた福島の磐梯山ゴールドラインの紅葉です。磐梯山の紅葉はぜひ見たほうがいいと一緒に行った先生に無理やりに連れていかれ、しぶしぶついていったのですが、ほぼずーっと「わーきれい、すごい」を連発でした。裏磐梯にも行きました。こちらも絶景です。今も目に焼き付いていて、これを超える紅葉の景色は今のところ現れていません。

 紅葉や桜はその時でなければ見ることのできない、しかも同じものなど一つとない一瞬です。国体が10月でなければ見ることはできなかった景色で、本当に運がよかったです。またいつか必ず見に行きたいと思っています。

会津磐梯山

今日は長女の20歳の誕生日です。

今週のお題「紅葉」

 今日はダウン症の長女の20歳の誕生日です。20年前の今日出産予定日を1ヶ月後に控えた私は、お休みだった主人と近所の大きな公園に紅葉狩りに出かけたのです。

 そこで、ただならないお腹の痛み!直ぐに電話をかけてお医者さんに相談すると、様子を見ながら病院へと指示されました。32歳の初産ですからね。途中車の後部座席に乗っているのも気持ち悪くて、川沿いの紅葉で休憩。職場の近くの総合病院にかかっていたので、自宅からは少し離れていたのです。

 ようやく到着すると、もう直ぐに出産でした。産休に入って間もなくのことで、家族もびっくりでした。早産で生まれた長女は、未熟児でたくさん病気を持って生まれてきましたが、お産はとっても楽でした。あっという間でした。

 紅葉の時期になると、あのお腹の痛みをしばらくは思い出していたものです。今は思い出せませんけどね(笑)。