急に休みになってやってみたら大変な目にあったこと

今週のお題「急に休みになったら」

大学生の時、学校に行って掲示板を見ると休講になっていました。急に講義がなくなって、アルバイトもその日はなくて、「どっか行こう」と、電車に乗って、本を読んでいました。本が、予想以上におもしろくて、熱中して読んでいたら、読み終わってしまいました。気付くと窓の外は薄暗くなっていました。

慌てて降りると、そこは無人駅で、折り返しの電車まで、2時間近く待つことになりました。今なら、スマホで時間つぶしもできますが、当時はありません。本も読んでしまったし、することもなくて、ぼんやりと景色を眺めていました。今から思えばなんて贅沢な時間でしょう。何にもしない2時間近くの時間、誰にも会わず、静かな駅のホームで椅子に座っていました。

結局自宅に帰ったのは、夜で、家族に「どこ行ってたの?」と聞かれても「どこだっけ?」って感じの1日を過ごしたのです。それからも、突然電車に乗ってお出かけして、帰ってくることはありましたが、大体目的地を決めて遊んで帰ってくるようにしました。帰れなかったらどうするつもりだったんだか…。