東京医大の女子減点のニュースを見ていて思ったこと

 んー女子だけ減点っていうのは、同じ女子としては、許せませんが、合格者の男女比の調整は昔は普通にありましたよね。

 私は中3の進路相談で、「男子ならボーダー180点だけど女子だから200点ないとね。」って言われて、模擬で199点だったので普通科を諦め、商業科を受けたんですね。なんで男女で点数違うんだよ!って思いながらも、女子高もあるから調整されてるんだなあなんて思っていたんですが…。入学してみると、普通科は男子5・6人に女子1人の割合でした。だから、名前はさすがにわかりませんが、顔だけは女子はみんなわかる感じでしたよ。今は、県内の共学化もすすんで、男女の調整はないと思います。

 勤務校は15年前は40人クラスに男子が10人いれば多いほうでしたが、今は半分半分です。いろんな理由があるんでしょうが、男子のほうが(特に中学までは)勉強しない子が多いせいもある気がします。女子のほうが成績がいい子が多いっていう全国的な流れは、そうだねって感じです。でも、伸び代は完全に男子が大きいです。自分の伸び代に気付いて努力できた子は、中学の先生が驚くような進学先に進学したりっていうパターンに女子はほぼいません。

 筆記テストだけでは、なかなか伸び代測ることは難しいと思いますが、選抜に工夫をして、現時点だけの点数だけじゃなく、優秀な人材を育てて欲しいと思います。

 お医者さんって、女子がやるにはやっぱり大変な仕事だと思います。長女が入院していたとき、担当医の先生は大学の同級生で、男の先生でしたが、クリスマスもお正月もなくて、夜も遅くまで様子を見に来てくれて…。家にいつ帰ってるんだ?って思ってました。もう離婚されちゃうんじゃないかと心配になるくらい(笑)。次女が生まれたとき、この子がどんなに賢くても、お医者さんにはさせないって思ったものです。真面目にやればやるだけ婚期逃すし、子育て難しいでしょうって思いましたから。たくさんの医師を雇ったり、ワークライフバランスを考えた雇用なんかが実現されるといいと思いますけどね。

 とはいえ、女医さんが増えることは、女としては嬉しいです。医師がイケメンだと診察でドキドキしますからねえきっと(私は経験ないけど)。女医さんだとなんだか嬉しいですから私は。