読者60人! はおはおってこんな人

 読者60人!ありがとうございます。ありがとうございます。

 私は54歳のおばちゃんです。ブログの内容も世間話がほとんどで、読んでいただいている方々に楽しんでいただけているのか…。そんな不安の中、60人に到達した読者の方々に向けて何を書こうかなあと思っていました。

 9月14日。仮面ライダー響鬼の時からあのアンニュイな感じが好きだった芦名星さんが自死され、20日はあの悪役顔が大好きだった藤木孝さんが自死、27日にはストロベリーナイト以来お気に入りの女優さんだった竹内結子さんが自死されました。7月には三浦春馬さんも自死されていて、これだけの方が自ら命を絶つこの事態をどう考えればいいのかと、私の心はざわついています。

 というのも、私は10歳くらいから23歳くらいまで、いつか自死したいと思っていたのです。私の場合は自死へのあこがれが動機の半分以上を占めていましたが、きっかけがあればいつでも死んでいたと思うのです。毎日が何となく過ぎていく1日で、明日も生きていたいと思ったことがなかった。こんなことを誰にも言えなかったし、口にすることも文書にすることもなかったけれど、たまたま生きがいを見つけて、今も生きています。今は自死へのあこがれはないし、自死することはないです。

 私が思うのは、「生きたくても生きられない人もいるのに、なぜ自死するのか?」そう言われても、その理屈はわかるけど、私はそうじゃない。「自分のタイミングで死を選ぶこともありでしょう?」と思う人もいるということです。決して正しい論理じゃないけど。

 いろんな理由で死を選んだのだと思うけど、亡くなってしまったことにダメ出しは意味がないと私は思っているのです。ただ、同じような、ちょっとの刺激で自死に傾いてしまう人はたくさんいるんじゃないかと思うので、注意深く声をかけていてほしいということ。特に大事な人には。この死をタブーじゃなく、話題にして、一方で楽しいイベントを企画して、笑って過ごしてほしい。自分の大切な人は笑っているだろうか?泣いてないだろうか?そう考えて感じてほしい。10代のころ、毎日死に方を考えていた私から読者のみなさんへのお願いです。