本ばかり読んでいると…

今週のお題「読書の秋」

 本ばかり読んでいた小学生の私は、きっとみんなには変な子に見えていたと思います。本を読むことで、知識を得、想像の世界へ入り込んでいく私は、今でいう不思議ちゃんだったかもしれません。それなりに外遊びもしていたし、体育は大好きでしたが、本を読んでいると時間を忘れてしまうこともしばしばでした。元々時間の管理ができないタイプ(今でも…)で、気が付くと真っ暗。あわててランドセルを教室に置いたまま帰ってしまったことも!

 忘れられないのは、小学2年生の時、科学の本かなにかを読んでいて、地球が太陽系のほんの小さな星で、人間はその星に住む小さな生物だと知って、自分がとても小さくてつまらないものに思えて、なぜか「自分なんて生きてても死んでても、あんまり意味がない。」と思ってしまったことがあって、生きていることがとてもつまらないことに思えたことがありました。本当に変な子です。

 本ばかり読んでいると、いろいろなことを知りすぎるのか、周りの級友がとても幼くつまらなく思えたり、両親でさえ、何だか頼りなく思えたり…。年齢にあった本を読むことが大切だと自分の子どもを持った時には思いました。年相応って大切です。そして、年相応の本を勧める大人の手が大切だと思うのです。母親しかり、司書教諭しかり。私はそのためにも本を読まなくてはと思うんです。

なぜ私は本を読んでいるんだろう?

今週のお題「読書の秋」

 司書教諭になってからというもの購入した本はとりあえず読むと決めてしまったばっかりに、年間200冊くらい本を読んでいます。本を読むことは好きなので、苦にはなりませんが、現在の私の「読書」は仕事の一環でもあります。もちろん趣味の「読書」も細々と続いていますが…。

 全く本を読まない父と、読書家の母の間に生まれた私は、誕生日やクリスマスといったイベントごとに母からプレゼントされる本を読むことを楽しみにしていましたし、「東京子どもクラブ」という毎月送られてくるレコードの読み聞かせを、レコードがすり減るくらい聞いていた子どもでした。小学校に入学して、初めて見た学校図書館に衝撃を受けました。「すごい!本がいっぱいだ!!夢みたいだ!!!」

 最初は好きな本を、そのうち、図書カードを見て、館内で読んでいない本を左上から順番にしらみつぶしに読みました。5年生になる頃には全部読み終わりました。あの頃の私にとって、「読書」は趣味というか日常のようでした。当時は司書の先生はいなかったので、貸し出しもままならず、空いている時間はほとんど図書館で過ごしていました。まったく変な子です。

 本を読むことが仕事になるなんて思いもしませんでしたが、今は大好きな読書が仕事の一部になっています。私って幸せ者です。

700スター獲得記念! 私のスター⑦

 もうすぐ嵐のライブです。今回で5回目?家族4人で福岡ドームに出かけるのが我が家の冬の風物詩になっています。

 もともと嵐のファンだったのは私。2000年3月、バレー部の副顧問だった私は春高バレーの応援に代々木体育館に行き、初めて嵐を知りました。ちょうど教え子たちと同年代の彼らは、バレーに熱い声援を送る観客に、全くのアウェイの中、笑顔で「SUNRISE日本」や「HORIZON」を歌っていました。舞台の前の人はまばらで、背を向けている人も…。

 私は、まん前で見るのがはばかられて、舞台袖のほうで覗き込むように見ていました。歌い終わり、舞台を降りたメンバーとぶつかってしまいました。それが、大野さんでした。「すいません。ごめんなさい。」という彼の爽やかなこと爽やかなこと!もう嵐を応援することに決めたぞ!!って思った瞬間でした。

 それからも、光ゲンジ、SMAP、V6、Kinki Kidsの人気に押されて、私も「先生、ジャニーズで何が好き?」と聞かれて「嵐かな。」と答えても賛同を得られることは全くなかったのですが…。5年くらい経ったころ、私の周りにも嵐ファンが増えてきたような…。7年くらいすると、そこらじゅうに嵐ファンが。娘たちもすっかり嵐ファンになっていました。

 私としては、歌も好きですが、深夜番組時代の「真夜中の嵐」に始まる実験番組が大好きだったので、よく見てました。DVDも持ってます。また、あーゆー番組をやってほしいです。

 以上700スター記念「私のスター」。今回は大好きな嵐について語ってみました♪皆さんたくさんのスターありがとうございました。

読まなきゃいけない本。

今週のお題「読書の秋」

 読まなきゃ読まなきゃと思いながら、今年が終わってしまいそうだと思っていたら、奇跡的に研修に行った県立図書館でその本に出合いました。これは、四の五の言わずに読まなくてはいけないと、借りてきました。ついでにもう1冊も。この2冊です。

最高の授業: スパイダー討論が教室を変える 東京オリンピックのボランティアになりたい人が読む本 (3大会のボランティアを経験したオリンピック中毒者が教える)

 最高の授業はすでに1度ざっと読んで、現在熟読中です。これは、新学習指導要領出発前に読んでおかないとだめですね。もう、1ページ目の「はじめに」からいいです。「月曜の朝のテスト」のくだりは、私の事?って思ってしまいます。週末に行った研修会で感激して、自分も真似してやろう!って張り切っていても、月曜になるとできない…教師あるあるですね。私もたくさん研修に行くんですが、実践がなかなかできない。自分の学校や生徒に合わせて…とか時間がとか、忙しいとか、なんやかんや言い訳をしながら結局やらない私は、「月曜の朝のテスト」いつも欠点ですね。

 この本は「スパイダー討論」という注目のメソッドについて書いてあります。頑張って読み込んで、実践しますね!

 もう1冊は、次女の夢であり、私の夢でもあるオリンピックのボランティアについて書かれた本です。ボランティアのWeb申し込みは、あと写真を付けるだけなんです。今年中にしておかないと!!気持ちは焦ってます。この本読んで、気持ちをさらに盛り上げたいと思ってます。早く読みたいですが、今はちょっと無理です。

 

ビブリオバトルやってみた♫

今週のお題「読書の秋」

 昨日図書館セミナーでビブリオバトルをやりました。今回はワークショップ型です。私はワークショップ型しかやったことがないんですけどね。

 グループは4人1組。私のグループは、小中の学校司書さんと高校の司書教諭である私の4人でした。チャンプ本は4冊の本を並べ、「せーの」で指さして決めたんですが、まさかの1票ずつ。ほぼ同時に指が、ぶつかることもなく別々の本をさしました。鳥肌ものです(そんな大げさな)。

 私は、昨日ご紹介した「薔薇とビスケット」と昨年の愛読書「60分でわかる!機械学習&ディープランニング超入門」と「AI VS 教科書が読めない子どもたち」といつも読んでいる「大人の語彙力ノート」をカバンに詰めて、状況を見ながら出していこうと思っていました。結局私は、情報の教員の私らしい本をと考え、「60分でわかる…」を紹介しました。ビブリオではほとんどの人が小説、まああっても新書を紹介すると思ったので、あえて専門書寄りで選んでみました。

 ほかの3人の先生方のチョイスは、「虹色ほたる~永遠の夏休み~」(川口雅幸:著、アルファポリス)、「妖怪アパートの幽雅な日常」(香月日輪:著、講談社)、「秘密のスイーツ」(林真理子:著、ポプラ社)でした。今回は中高校生、つまりYA(ヤングアダルト)世代にむけた読書指導のセミナーだったので、本選びもそんな感じでした。私が「薔薇…」選んでいたら、危うくタイムトラベル3つぞろえになるところでした。

 「秘密のスイーツ」だけは読んだことがなかったので、私はそれを選びました。さすが学校司書で、本好きな方たちだなあと紹介を聞いて思いました。5分は長いなあと思いつつ、大きく映し出された非公式タイマーを見ながら、「あえて小説ではないこの本をお勧めします。」って紹介しました。

 この本、書名も表紙も専門書っぽくて、敷居が高いんですけど、読んでみると、世の中のIT化とか、AIや機械学習って言葉がとても身近に感じられると思うんです。小学生高学年から大人まで、テクノロジーに詳しくない、むしろ苦手な人にお勧めです。

 

([は]1-6)秘密のスイーツ (ポプラ文庫 日本文学 ([は]1-6)) 秘密のスイーツ (ノベルズ・エクスプレス) 虹色ほたる―永遠の夏休み妖怪アパートの幽雅な日常 1 (講談社文庫)

 

本を読まない高校生たちに

今週のお題「読書の秋」

 週末文化祭だった私は、本日も代休です。しかし、読書教育のセミナーに参加する予定です。

 予定ではビブリオバトルをするみたいです。一応3冊準備してみました。

 まずは、高校生向けに、「薔薇とビスケット」(桐衣朝子:著、小学館

薔薇とビスケット

若い介護士が、昭和13年にワープして…というお話です。桐衣さんは、61歳で文壇にデビューし話題になった方です。表紙もきれいなんですよ。お話は介護士版の「ZIN」です。小難しいことは何もない素直な表現と筋書きは、グロかったり、傷つけあったりする表現に引き付けられがちな近頃の高校生に、逆にすすめたい。

 続きはセミナーが終わってから書きたいと思います。

 

今日は代休なので…

 先週は月曜から7連勤!ということで、本日は代休です。20歳になりたての長女と成人式の前撮りに行く予定です。朝から頑張りますね!

 20歳になったダウン症の長女は、今月夢だったコーヒー屋さんを開業しました。まずは、イベントなど呼ばれたときに、そして、黄色い移動販売車でお出かけ営業、ゆくゆくは小さなお店を開店する予定です。

 近々Facebookもお披露目する予定です。私は、フライヤーやショップカード、Facebookの運営でバックアップしますが、営業は私の妹が長女をサポートしてくれます。本当に開店できるなんて思いもしていなかったので、感無量です。

 本当は、夢で終わるものだと思っていました。でも、昨年からの長女の体調不良や同じ病と闘っていた私の同僚の逝去、いろいろなことが重なって、「やってみよう!」ということになりました。私の妹も、娘とできる限り同じ時間を過ごしたいからと、快く支援してくれることになりました。誰も「だめだ」とか「無理だ」なんて言いません。結局そう思っていたのは、私一人だったみたいです。

 長女がお世話になったたくさんの方々も応援してくださいます。夢をかなえられた長女は本当に幸せ者です。

 二人の目指すコーヒー屋さんは、赤ちゃんでも飲める安全で健康にいいおいしいコーヒーをたくさんの人に届けることです。新鮮なコーヒーを生豆から自家焙煎で提供します。焙煎体験やコーヒーの食育教室もします。全国どこへでも!