今週のお題「バレンタインデー」。
私が初めて好きな人にチョコを渡したのは、高校２年生でした。当時はマネージャーをやっていた部活の先輩に片思い中だったのですが、その先輩の彼女が私がとっても大好きな女の先輩で、勝ち目なしと言うかなんというか…。諦めちゃってたんですね。「好きなだけでいい」そう思っていました。何でもランキングしてしまう私の癖によって、好きな人第２位だった同じクラスの男の子にデパートで買ったチョコを廊下ですれ違いざまに渡しました。いやーあれは我ながら素晴らしい動きでした（笑）。
その彼は今で言うイケメンで、女子にとっても人気がありました。男友達の友人が彼だったので、少しは話したことがあったのですが、手紙を渡すことにしました。それが９月の文化祭でした。返事は×だったけど、それからよく話しかけてくれるようになって、一緒に登校したりするようになりました。×だったのになーって思いながらも、意外に趣味も合って、仲のよい友だちになれたので、結果オーライでした。で、バレンタインデーです。
男の子にチョコレートを渡すのは初めてです。どんなチョコを買うか？迷いに迷いました。まずはどこでどう渡すかを決めなくちゃと…。いつでも渡せるようにポケットに入るものを買おうと決め、美味しそうですぐには溶けなさそうなポケットサイズのチョコを買いました。彼は女子に人気がありましたが、とてもシャイで、１４日はなぜか休憩時間はほぼ廊下で友だちと固まっていました。なかなか渡せないなあと思いましたが、廊下ですれ違いざまに「おはよう！これ！」とポケットから出して渡しました。「ありがとう」って受け取ってくれました。
好きな人にドキドキの気持ちで渡したチョコレートってあれが最初ですね。高校３年のときも彼に渡しました。その時は、同じクラスの女子に「○○君に好きな人がいるか聞いてほしい」って言われて、さすがに聞きにくかったですけど、聞いてしまいました。「いないよ」って言われて、それを伝えたところ告白されたらしくて、しっかり振ってました…。彼とは友人のまま卒業しましたが、告白していなかったら、チョコを思い切って渡していなかったら、友達にもなれなかっただろうなと思うと、バレンタインデーもなかなかいいものだと思います。
