花粉症っていつからだっけ

今週のお題「花粉」

 私は6歳から山の中で暮らしていました。セイタカアワダチソウに囲まれ、家の前は稲作の田んぼで、近くの山には杉がたくさん…。アレルギー皮膚炎・鼻炎・喘息持ちの妹はそりゃあもう大変でしたが、その頃は花粉症なんて言葉は聞いたことがなく、アレルギーで全部まとめられていました。当時の私は、そんなものとは無縁で、田んぼで、山で遊んでいました。小学校に入学してから、給食でエビアレルギーが発覚しましたが、やっぱり草木にかぶれやすい体質の父から、やたらいろんなものを触るなよっていう教えを守っていたためか、その手のアレルギーは発覚しませんでした。

 就職して、やっぱり山の中の職場だったため、耳が、耳の奥が強烈にむずがゆくなりました。耳掻きや綿棒では届かない位置が強烈に痒くて、届かないとわかっていても綿棒を突っ込むため、出血する始末でした。それが30年くらい前の話です。耳鼻科に行って、鼻からカメラを入れられて、気絶して…。「気道アレルギー」だと言われました。私の場合、目・鼻はあまり気にならないのですが、耳からその奥、喉までがかなりの不快感です。まったくない年も多いんですけど、今年は久しぶりに耳の奥がうずきますねえ。嫌ですねえ。これってやっぱり今なら花粉症って診断でしょうね。

 花粉症という言葉自体は私が生まれたころから使われだしたそうで、これほど世の中に浸透してきたのは丁度私が「気道アレルギー」と言われたすぐ後くらい、30年ほど前のようです。

 気道アレルギーと30年付き合っておりますが、耳出さなければ大丈夫ですね。また、マスクも有効です。外で大声で話さなければなおいいです。直すっていうよりはうまく付き合うっていうのが、アレルギーをたくさん持っている私の対処法です。アナフィラキシー起こして救急車呼ばないようにすることが大切だと、みんなに迷惑かけないことが大切だと思っています。