夏休みという制度について

 夏休みが終わって、新学期が始まりました。大きな事件もなく、元気な生徒たちの登校する姿を見ると、本当に安堵します。授業という現実は迫ってきますが、仕事ですからね。頑張りますよ。

 最近は、2学期最初の体育大会の準備のためだったり、授業時間の確保だったりで、8月下旬にはもう始業している学校のほうが多い、ここ山口県なんですが、熱い最中体育大会やったり、8月に始業して登校させたりっていうのが、本当に必要なのかなあと思います。

 先日、NHKの「チコちゃんに叱られる」で、夏休みは先生方の勉強のためにあるって言ってましたが、なら、なおさらきちんと夏休みは必要です。日本の夏休みは世界的に見てもとても短いようですね。また、海外では夏休みの宿題はない国がほとんどだとか。それがいいとは特に思いませんが、夏休みはもう少し長くないと、先生方の研修や生徒たちの社会体験やボランティア体験はできないんじゃないかなあ。

 まあ、研修しない教員はたくさんいますよ。忙しい忙しいって言って。何が一番大切なのか見失わないようにしなくてはいけませんね。

 もうすぐ教員免許の更新が迫っている私は、その講習も研修の一部ですが、授業が始まるとなかなか研修には行けませんから、夏休みは本当に貴重な時間です。家族サービスもしなくちゃいけないし、部活も応援しないといけないし。校務もあるし。何より、新学習指導要領の勉強もしなくちゃいけませんよ。

 せめてちゃんと夏休みは確保しましょう!