朝のニュースを見ていて

 今朝NHKのニュースで、児童養護施設の話をしていました。子ども同士の暴力行為についてでしたが、その中で、若手の指導員の人が続かず辞めちゃうって話もありました。

 暴力をふるう子どもって、歯止めがきかないというか、指導する方は、普通の考え方じゃ見放すことになってしまう。もうどうしようもないってなっちゃうんだと思います。かなり辛抱強く対処しないとね。指導する方もかなり精神的につらいと思います。

 児童養護施設から高校に通う生徒は何人もいました。頑張っている子も、そうじゃない子も。ほとんどの生徒は離婚した両親がどちらも引き取れなくて、学費は出しているけど一緒に住めないという感じが多いですね。施設の方も熱心に進路の事なんかにも相談に乗ってくださって、頭の下がる思いでした。担任をはじめ他の教員も目を配り心を配っていますが、今は施設から通っていなくても、高校ぐらいになると、親がほとんど家にいなくて、一人暮らしみたいな子もいたり、彼氏と同棲してて、親も公認ですなんて平気で言う子もいたり…。

 親と子は一緒にいるべきだなんて言いたいわけではありません。一緒にいる人が誰なのかはとても大事なことなんだなあって思うんですね。学校という限られた時間の中で、一緒にいる子どもたちをしっかり見ててあげたいなあと、何となく朝から思ったわけです。

 とか言って、現在私もある生徒への対応に苦慮しております。自分の不甲斐なさに…。でも、この文書書いてたら、辛抱強く対処しなくてはね!と反省しました。頑張ってみます。