35年ぶりの成人式♫

 長女が成人式を迎えました。本来は13日月曜日が成人の日ですが、うちの市では前日の12日日曜日に市内で一番大きな会館で実施されます。

 私自身は、小さな町の体育館で、19歳になる年に成人式が実施されてました。早生まれの私は、成人式の日(15日でしたね)は、まだ18歳でした。あれから、35年…長女の付き添いという形で、2度目の成人式参加となりました。大勢の着飾った成人が集まり、お天気にも恵まれ、とても華やかで笑顔あふれる成人式でした。マスコミで騒がれているような大騒ぎなんて、どこの国の話だろう?って思うほど、おしゃべりしていても、市長さんや来賓の方の話の時は静粛に、終われば拍手をと当たり前だけど、当たり前のことをちゃんとできる娘の同級生たちに、ほっとしたり感心したり。

 式の後のアトラクションは毎年その年の成人の代表(立候補です)が決めているようで、地元出身のシンガーソングライターの方の歌や、ダンスチームのダンス、振袖のファッションショーでした。年によってはビンゴ大会や記念品がある年もあったようですが、配られたのはおしゃれな表紙のプログラムでした。

 式では、娘は高等部の同級生に久しぶりに会えて、きれいな振袖を着てご満悦でした。1時から始まった式とアトラクションが終わったのが2時半。帰ってからおばあちゃんと記念写真を撮って、着替えてから、スキー場に向かったのでした。あわただしい1日に私はかなり疲れましたが、長女は楽しかったのでしょうスキー場に一緒に向かったおばちゃんにずっと1日の報告をしていました。

 1年持たない命だと覚悟したときは、涙も出ないほどでしたが、こうして成人式を迎えられたことを、今までお世話になった方々に感謝したいと思います。特に、乳児期に入院ばかりの娘を付きっ切りで見てくださった医大の小児科の先生方や看護師の方々。いつも見守り助けていただいた義父母、私の両親、そして家族に感謝します。あの頃は泣くこともできないほどつらかったんだと今振り返ると思います。そんな時、みなさんの助けがあったからこそ、この日を親子で迎えることができました。ありがとうございました。