今週のお題「わが家の防災対策」。
隠していたわけではありませんが、今の学校に勤務して、昨年度までの14年間青少年赤十字つまりJRCの顧問をしていました。13年前、地区の研修を企画する際に、災害の少ない山口県ではあまり触れられることのなかった防災についての研修会を開きました。防災とはそのころからの付き合いです。
今では、青少年赤十字防災教育プログラム『まもるいのち ひろめるぼうさい』(小・中・高校生向け)という優秀なテキストも出来上がって、災害を身近に感じることがどうしてもできない生徒たちでも、身近に、自分の事として考えることができるようになったと思います。
防災の研修で何と言っても大人気なのが、炊き出しです。こんなこと書いていると本当に災害に対する危機感がないことこの上ないのですが、食べることはとても大事だし、実は一番困ることだと思います。
以前こんな研修をしました。お昼に各グループにお弁当が5個救援物資として届きました。グループのメンバーは8人です。さあどうして分ける?その時は高校生が8人ですが、年齢が違えばまた様子も変わってきますね。皆さんならどうしますか?
ビニール袋にお米と水を入れて、口を縛って、お湯で煮てご飯を炊き、温めなくても食べられるカレーをかけて食べたり、アルファ米を食べたり。いろいろな体験を研修でしました。いざというとき、役に立つ知識を得ることができました。もし、ここで災害が起きたら、その知識を少しでも役立てたいと思っています。