「あったか~い」もの

今週のお題「あったか~い」

小さい頃から実験好きだったので、冬には大量に燃やされているもみ殻でいろんなものを焼いてました。今じゃそんなことしていたら捕まっちゃうかもですね。

芋・栗はもちろん、バナナやみかん、缶詰。もみ殻は火力こそありませんが、じんわりと高温が長く続くので、栗や缶詰はちょっと傷をつけておけば爆発することはありません。時々ぱーーんとはじけるのも小さい頃は楽しみだったりします。

焼いた諸々は、ほぼバターかマーガリンをのせて食べていました。最高においしいです。基本実験なので、何でも焼いてます。おいしいものばかりじゃないので、というか失敗のほうが多いです。そのまんまだったりアルミホイルで巻いてもみ殻に突っ込んでいるのですが、跡形もなくなっていたり、炭の味しかしなかったり、んーーーーってなったりすることが多かったですね。

今キャンプ流行ってますよね、いろんなもの焼いて食べてみるといいですよ。意外とおいしいものが見つかるかもです。そうそう、みかんはそのまま焼くのがおすすめです。皮に焦げ目がつくくらい。で、バターかアイス、ホイップクリーム、ブランデーなんかもいいんですよ。ってわたしの好みですけどね。

冬になると石油ストーブが実家では出てきます。ストーブの上にはほぼ常におでんが…。九州出身なので、あごだしです。ストーブの上にアルミホイルをのせて、おもちやかきもち、平太郎(ってちっちゃい魚)の干物を焙ったり、年末には黒豆を煮たりします。書いてるだけであったかいなあ。

山口には豆子郎(とうしろう)というとてもおいしい外郎があります。プルンプルンでとてもおいしいんですが、小さい頃父が職場で頂いて期限切れになった豆子郎をよく持って帰ってくれていたんです。賞味期限が切れたものは母がパッケージのまま茹でて出してくれていたのですが、わたしはそれが大好きで、賞味期限が切れるのを心待ちにしていました(笑)。ある日、「あっためた期限切れの豆子郎がおいしい。」と同級生に話すと変な顔されたと母に言うと、母が「恥ずかしいから人にその話はしないでね。」と言われ、今日までずっと話さずに来ました(笑)。実は、固くなった豆子郎を焼いてバター落として食べると絶品です。みなさん是非最後の1・2本わざと固くなるまで待って、茹でたり焼いたりしてみてください。おいしいです。