「以前よく読んでいた作家」

今週のお題「本棚の中身」

中学生1年のときの担任の先生は国語の女の先生でした。その先生から、教科書の教材の最後の作者の欄に載っているその他の作品や国語便覧に載っている作品は読んでおくといいといわれたので、全部読みました。

読むのが大変な作品もたくさんありましたが、どの作品も読んで損したと思ったことはありませんでした。幅広く読むことの良さを教えられたと今でも感謝しています。高校に入ってからも教科書に出てくる作品やその作家の作品を読み、先生や友人に勧められた本は必ず読むようにしていました。たくさんの作品を読んで、もっとこの作家の作品を読んでみたいなあと初めて思ったのが、宮本輝さんでした。

宮本さんの作品はどの作品にも希望が潜んでいて、つらく悲しい現実の中にも何か温かいものを感じたものです。最近は読まなくなったなあ。また読んでみたいと思います。