もてなす心(TDR・東京旅行で感じたこと)

 今年は1日から3日まで東京で過ごしました。「ディズニーに行きたい」という娘達の願いきき、まさか取れないだろうと思ったら、飛行機もホテルも予算以内で取れちゃいまして、行く事になりました。TDRには、家族では長女6歳・次女3歳のとき、長女14歳・次女11歳のときに続き3度目の訪問になります。

 4年ぶりのTDRは、ずいぶん変わった気がします。働く人たち一人ひとりの技術と言うか意識の向上を感じました。外国人の来訪者にもスラスラと英語で対応し、何度か質問したときも、とても親切に対応して下さいました。ごみ一つない施設は従来どおり、でこぼこ一つなく整備されています。今回は車椅子の来訪者の方もたくさん見受けられました。

 これから2020年のオリンピックに向けて更なる調整が進められるのだと思いますが、これからはやっぱりITとの連携かなあ。TDRは広い!兎に角広い。表示や掲示版が小さいのも気になりますし、やはり言葉の壁は乗り越えがたい。位置情報をうまく使って道案内や情報収集に活かしていく術をもっと研究していくと更に楽しみやすくなると思います。きっとこれからの1年ちょっとで、進んでいくんだろうなあ。

 今回3日目は原宿と銀座に行きました。次女の願いをかなえるべく原宿で2時間30分並んでロールアイスを食べ、銀座シックスの屋上を楽しみました。銀座シックスの屋上のエレベータの係りの男性は私たちの「羽田にどうやっていく?」の会話にすばやく反応されて、道案内など適切にしてくださって、どこに行ってももてなす心が大事にされている東京の街に感心しました。

 ただ、街に住まう人々が全てもてなしの心があるわけではないですね。移動中の電車では、障がいのある長女をどうにか座らせて横に私が座ったところ、後からこられた御婦人に席を譲るよう叱責されました。優先席でもなかったのですが、席を譲りました。長女にも席を立ちお連れの御主人に席を譲る様に言われたのですが、それは障がいがあることをお知らせして勘弁していただきました。私もあと10年位したらその時の御婦人と同じ年頃になると思うと、それぞれ事情があることを察する心の余裕の大切さを感じずにいられませんでした。その時、私も長女の席取りに必死であまり周りが見えていなかったので、押しのけて座ったような、失礼な振る舞いがあったのだと思いますし、咄嗟に動きが取れない老化現象もありましたから…(笑)。次女はその一部始終に怒り心頭してました。周りの方々も不快な思いをされただろうな…申し訳なかったです。