「いちばん楽しかった部活の思い出」

今週のお題「わたし○○部でした」

小学生の頃から合唱が大好きだったわたしですが、中学も高校も合唱部はなく、大学では迷うことなく混声合唱団に入団しました。大好きな合唱を上手な人たちと楽しめることはわたしには大きな喜びでした。

一番楽しかった部活の思い出は、何といっても遠征です。特に全国大会への遠征は、それまで、何の特技もなく、全国という舞台とは縁遠い場所にいたわたしにとって、体が震えるほどの感動の舞台でした。2年生の時は、前日が松田聖子さんのコンサートだったので、「聖子ちゃんと同じ舞台だ!」と有頂天でした。そして、本番での歌っているのは自分たちなのに、自分たちではないような、何かに突き動かされているような確かな手ごたえと、感動はそれまで感じたことのない感覚でした。全国で2位になったあの時の感覚は、その後教員になってから生徒たちを競技や活動で全国大会に導く際のわたしのモチベーションになっていました。「わたしが味わったあの全国大会での震えるような感動を生徒たちにも味合わせてあげたい。何物にも代えられない経験をさせてあげたい」とそう今でも思っています。